BLOG
胸の痛み…肋間神経痛かもしれません!

 こんにちは

 

 寒い日が続いておりますが、体調を崩されたり、痛みに悩んではいらっしゃいませんか?

 

今回は様々な原因で症状が出やすい肋間神経痛についてお話ししたいと思います

 

 ❀はじめに・・・

 

肋間神経痛とは??

 

 「肋間神経痛」とは疾患名ではなく、肋骨に沿っている神経を肋間神経と呼びますが、

この肋間神経が痛む症状を肋間神経痛といいます。

 

 ❀このような経験や痛みで悩んでいませんか?

 

✅ 胸のあたりが急に電気が走ったように痛む

✅ 咳やくしゃみの時に痛みが強くなる

✅ 帯状疱疹を経験したことがある

✅ 背中やお腹まで痛みが広がることがある

✅ 疲れが出ると痛みが感じやすくなる

✅ 深呼吸すると痛みが走る

 

胸が痛い人のイラスト(女性)

 

肋間神経痛の症状

 

 肋骨に沿って起こる比較的鋭い痛みです。肋骨、脇腹、みぞおち、背中や脇の下など、

患者様によって痛みを感じる部位や痛みを感じる強さも違います。

 左右どちらかに痛みが出ることが多く、様々な要因によって発症します。

 特に深呼吸した時や、体を動かした際に、突然強い痛みが生じることが特徴です。

 

肋間神経痛の原因とは?

 

 大きく分けて「原発性肋間神経痛」と「続発性肋間神経痛」の2種類に分けられます。

 

原発性肋間神経痛・・・ストレス悪い姿勢が主な原因

         (ストレス過多、長時間のパソコン作業、肩こりがひどい等…)

 

 ※個人差はありますが、発作的にズキズキするような痛みが生じ、比較的速やかに症状が治まることが特徴です。

 

続発性肋間神経痛・・・病気外傷などが主な原因

         (帯状疱疹などウイルスの炎症、骨折、事故の影響、骨粗鬆症による圧迫骨折等…)

 

 ※体勢を変えたり前かがみになるなど肋間神経に圧力がかかる体勢になったときなどに強い痛みが起こります。

 また、帯状疱疹が原因の場合は、ヒリヒリするような痛みが生じることがあります。

 

肋間神経痛の治療方法

 

 動くと痛みが増す場合はお早めに整形外科を受診されてください。

 内服薬(消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛薬)湿布の処方が一般的な治療法です。

これらの治療と並行して、運動療法物理療法が行われることもあります。

 

 ❀原因がわからないことも多く、ご不安が強くなることもあると思います。必要に応じて、

提携病院にてCT撮影など精密検査を行うこともできますので、安心してご相談ください

 

肋間神経痛の予防には

 

  同じ姿勢を長時間続けない(15分に1回程度体を動かす

  適度な運動を続ける(ウォーキング、ストレッチなど…)

  ストレスを抱え込み過ぎないように日頃から発散方法を見つけておく

 

活動量計を使う人のイラスト(女性)

 

 ❀最後に・・・

 

 痛みで悩まれると、大変お辛いですので、症状がある方はお気軽にご相談されてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年02月07日