骨粗しょう症
当院では、骨粗しょう症の予防・診断・治療に力を入れており、最新のガイドラインに基づいた最新の診断、治療を行っていきます。骨粗しょう症は骨折を起こす前に、診断・治療を行うことが重要となります。
骨粗しょう症治療の重要性
骨粗しょう症は骨の強度や骨質が低下して、骨がもろくなることで骨折が起きやすくなり、高齢者や女性に多い病気です。超高齢化社会が進む中、骨粗しょう症の方は日本で推定1300万人以上と言われていますが実際に治療を受けている方は2割以下という現状があります。骨粗しょう症のみでは症状がなく気付かないために、骨折して初めて骨粗しょう症だったとわかるケースが多いのも特徴です。ご高齢の場合、骨折するとそれを契機に寝たきりになることもあり、健康寿命が短縮してしまいます。骨粗しょう症で骨折をおこした方は骨折のない方に比べ死亡リスクは8倍にも上昇するというデータが出ています。そのため、骨折を起こす前に骨粗しょう症に対して治療を開始する必要があります。
骨粗しょう症の予防・診断・治療

骨粗しょう症の検査が望ましい方

骨粗しょう症の8割近くを女性が占めており、女性ホルモンの低下する更年期以降に多くみられます。閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し、60歳代では2人に1人、70歳以上になると10人に7人が骨粗しょう症と言われています。骨粗しょう症は早期診断、治療が重要ですので、下記に当てはまる方は当院へお気軽にご相談下さい。
□40歳以降の女性
□背が低くなってきた方(いつのまにか骨折)
□腰が曲がってきた方
□背中や腰が痛い方
□骨折を繰り返す方
□健診で骨密度が低いと言われた方
□治療でステロイドを長期使用している方
□喫煙歴、アルコールをたしなむ方
□関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能亢進症、早期閉経の方
□ご両親に大腿骨頚部骨折や腰椎圧迫骨折の既往がある方

診断について

■骨密度の測定
■レントゲン検査
背骨(胸椎・腰椎)のレントゲンをとり、骨折がないか、骨がスカスカになっていないか確認します。
■血液検査
骨代謝マーカーを図ることにより、骨の新陳代謝がわかり、骨折のリスクが高くなるかわかります。
骨粗しょう症の診断

骨粗しょう症の治療

一人ひとりの状態に合った「テーラーメイド治療」を

食事療法

骨と聞くとカルシウムが連想されるために、「カルシウムの摂取が足りないのですか?」とよく質問されます。カルシウムは骨の重要な構成成分のため、摂取不足は骨粗鬆症の原因となります。しかし、過剰にカルシウムを摂取しても腸で吸収されないために効果的ではありません。カルシウムの吸収を促すビタミンDが重要と言われており、特に高齢者ではビタミンD不足が指摘されています。ビタミンDを含む魚の摂取や、ビタミンDを活性化させる日光浴(1日15分程度)が大切になります。

運動療法

運動は骨に適度な刺激を与え、骨密度を上昇させます。また、筋力を向上させることで転倒しにくくなり、骨折の予防になります。
当院では理学療法士によるリハビリで、姿勢や歩行能力を改善し、骨折予防に取り組んでいます。

薬物治療

骨密度検査で骨折リスクが高いと判断されれば、薬物療法が治療の基本となります。
内服薬と注射薬があります。内服薬、注射薬には1日1回、1週間1回、1か月1回、6か月1回などさまざまな薬があります。一人ひとりに合った、最適な治療を提案させて頂きます。
お問い合わせはお電話にて TEL:0942-27-0755
保険診療で検査や治療が受けられます。
ご希望の方はお気軽にスタッフか医師までご相談下さい。