診療案内

整形外科について

肩や首、腰、足、膝など身体の痛みなどの症状を詳しくお聞きし、それらの原因を特定させ、お一人おひとりに合わせた治療やリハビリを行います。お困りの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

リハビリテーション

当院は運動器リハビリテーション施設基準Ⅰを取得しており、国家資格のある理学療法士・作業療法士が在籍しております。温熱療法・電気療法・牽引療法・超音波療法などの各種治療機器を設備しています。小さなお子様からご高齢の方、スポーツ愛好家まで幅広く対応し、患者様一人ひとりにあった最適なリハビリテーションを提供していきます。痛みやしびれ、関節の動きの制限、スポーツによる障害、筋力の低下などを対象とし、ロコモティブシンドローム、他の医療機関で手術をされた術後リハビリテーション、交通事故や労災による怪我に対するリハビリテーションにも対応しています。
最適なリハビリを提供し、痛みを緩和させ、患者様が心から笑顔になれるようにリハビリテーション科スタッフ一同が全力でサポートいたします。
リハビリテーション

交通事故・労災

交通事故にあった方は初めてのことで、つらい痛みと合わせて、不安を感じていると思います。
当院では交通事故で怪我をされた方、むち打ちで悩まされてる方の治療や、リハビリテーションに力を入れた医療を提供しております。

骨粗しょう症

骨粗しょう症は骨の強度や骨質が低下して、骨がもろくなることで骨折が起きやすくなり、高齢者や女性に多い病気です。超高齢化社会が進む中、骨粗しょう症の方は日本で推定1300万人以上と言われていますが実際に治療を受けている方は2割以下という現状があります。骨粗しょう症のみでは症状がなく気付かないために、骨折して初めて骨粗しょう症だったとわかるケースが多いのも特徴です。ご高齢の場合、骨折するとそれを契機に寝たきりになることもあり、健康寿命が短縮してしまいます。骨粗しょう症で骨折をおこした方は骨折のない方に比べ死亡リスクは8倍にも上昇するというデータが出ています。そのため、骨折を起こす前に骨粗しょう症に対して治療を開始する必要があります。
当院では、骨粗しょう症の予防・診断・治療に力を入れており、最新のガイドラインに基づいた最新の診断、治療を行っていきます。

脊椎外来

首の痛み、背中の痛み、腰の痛み、手足の痺れなど脊椎に関する診察を行っています。
問診や診察所見からどこが悪いのかを確認し、レントゲン撮影を行います。症状が悪い方や治療で改善しない方は、MRI検査を勧めさせていただくことがあります。

スポーツ整形外科

一般的なスポーツの怪我、学生の部活動での怪我、スポーツ愛好家の怪我、アスリートの怪我、様々なスポーツの外傷、障害を診療して治療します。スポーツを専門とする理学療法士も在籍しており、当院の強みであるリハビリテーションを通して、早期の復帰を目指ししっかりと治療していきます。

ペイン外来

腰痛や肩こり、神経痛を代表する腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は強い痛みやしびれ、不快な症状で、日常生活にも支障をきたして、睡眠障害を起こすことがあります。
疼痛(ペイン)に関しては、薬物療法と注射でアプローチします。

装具外来

医師(整形外科専門医)、技師装具士、理学療法士、作業療法士が連携して、オーダーメイドで一人ひとりに合わせて、患者様に合わせた装具を処方・作成します。
装具とは失われた身体機能を補う義手・義足だけではなく、靴のインソールやコルセット、サポーターなどのことになります。

産後リハビリ・産後ケア

女性にとって妊娠や出産は身体に急激な変化をもたらし、また女性ホルモンの影響もあり、骨盤底筋の機能低下が起きて、出産後は様々な疼痛や身体の不調で悩まされます。当院では、妊娠・出産によって生じる腰痛や骨盤周囲の痛みに対して、整形外科専門医による診察と専門知識を持ったリハビリ専門家である理学療法士が、リハビリにて治療を行います。

関節リウマチ

関節リウマチとは自己免疫疾患で、関節を覆っている滑膜に炎症が生じて、手のこわばりや四肢関節の腫脹をきたします。

症状

手がこわばる(特に朝)、手指が動かしにくい、四肢の関節の痛みや腫れ、身体がこわばって常にだるい、貧血や微熱が続く

診断

診察所見と血液検査で診断をつけます。

治療

確定診断に至ると、お薬による治療がメインとなります。医学の進化によって、さまざまな種類の薬が出てきました。四肢関節の腫れや痛いが強い場合は、関節内にステロイド注射をすることもあります。

リハビリ

関節リウマチは四肢の関節に炎症が起き、進行すると手や足が変形していきます。手が変形すると、箸やペンを持てなくなります。足が変形すると歩行しづらくなります。
・温熱療法は痛みや血流の改善に効果があります。
・運動療法は関節の破壊をできるだけ保護しながら、筋力を維持します。
・また、関節可動域訓練を行い、関節拘縮を防ぎます。
・手指の変形で箸やスプーンが持てなくなることもあり、日常生活で必要な作業の訓練を作業療法士と行います。
・サポーターや装具が必要になってくることもあり、ご本人に合ったものを紹介したり、装具作成のお手伝いをさせていただきます。

エコーガイド下筋膜リリースについて

筋・筋膜の「コリ」や「張り」の原因部位を超音波(エコー)でみつけて、注射することで凝り固まった筋肉や癒着した筋膜を剥がす新しい治療です。テレビ番組で紹介されたこともあり、最近注目されています。
リハビリで筋肉や筋膜の動きをよくすることで、より治療効果が高まり、持続性も増しますので、リハビリとの併用がおすすめです。
一人ひとりに合った最適な治療を提案させていただきますので、ご希望・ご興味がある方は医師・スタッフまでお気軽にご相談下さい。

次のような症状に効果的です

・首の痛み
・肩こり
・腰痛
・臀部痛

施術について

安全性の高い治療です
エコーガイド下筋膜リリースは、生理食塩水と局所麻酔薬を混ぜた薬液を注射します。
従来のトリガーポイント注射は触診で痛い場所に注射をしていましたが、実際にどこに薬液が入っているがわかりませんでした。エコーガイド下では実際に針先や薬液注入を見ながら大事な血管や神経は避けて、細い針で注射しますので安全に確実に投与することができます。

費用について

当院では保険診療で行っています。部位によって多少費用が異なります。
1割負担の方で80~170円、2割負担の方で160~340円、3割負担の方で240円~540円程度です。(再診料や処方の料金は含んでいません。)

院内で実施できる検査で当日結果が出ます

予約制の検査も、当日に空きがあれば予約無しで検査可能です。
医師と相談して検査を決めていくことになりますが、検査をご希望の方は遠慮なくスタッフまでご相談ください。
・末梢血一般検査
・CRP
・HbA1c(採血は必要なく、耳からの微量血液で測定可能)
・血糖値
・ABI(動脈硬化検査)
・レントゲン
・骨密度(DEXA)
・心電図
・尿一般検査
・心エコー(予約制)
・頸動脈エコー(予約制)
・下肢静脈エコー(予約制)
・下肢動脈エコー(予約制)
・ペースメーカーチェック
・24時間ホルター心電図
・簡易ポリソムノグラフィー(PSG)(予約制)