こんにちは!久留米市安武町「まつもと整形外科」、理学療法士の仲です。
今回は、「手根管症候群」についてお話させて頂きます。
○手根管症候群とは
人の手首には「手根管」と呼ばれる部位があり手の骨や靭帯などによってトンネル状の空間があります。そのトンネルの中を神経や腱などが通っています。トンネルの中を通るものの中には腕や手にある手指の感覚や運動において重要な役割をする神経の一つである正中神経という神経があり、何らかの原因で神経が圧迫されることによって手のしびれや痛みを引き起こす病気です。
○原因
詳しい原因は未だに分かっていませんが、突発的に起こるものが多く、一般的には妊娠・出産期や更年期の女性や手・腕の骨折によって手根管が圧迫される、仕事・スポーツなどで手首の曲げ伸ばしや手首に負担のかかるような動きを繰り返すなど、手の使い過ぎで「手根管内の正中神経に傷がつく」又は「手根管内に炎症が起こり腫れる」などといった原因があります。
その他にも、糖尿病や人工透析、関節リウマチを発症されている方、甲状腺疾患などに合併して発症する場合もあります。
○症状
手根管症候群では、正中神経という神経が障害されるため、主に正中神経が感覚や動きを担っている親指~薬指(特に中指)の指先に異常が起こります。
症状としては、
進行すると、物をつかむ、ペットボトルのキャップを開ける、ボタンを留める、縫物、指先同士でつまむ(対立運動)などの動作が困難になります。
○診断・検査
診断には、手根管部位のMRIやエコーによる画像検査や機械を使って正中神経の伝導速度を測る検査があります。
また、代表的な検査方法として手首の手のひら側を叩いて指先の痛みや痺れを検査する「ティネルサイン」と呼ばれる検査方法や両方の手の甲を体の前で1分程度合わせてしびれや痛みの有無を検査する「ファーレンテスト」という検査方法などがあります。
※下の写真はファーレンテストです。
○治療
手根管症候群の治療法は、大きく分けて保存療法と手術療法の2つあります。
保存療法では、手根管症候群の原因でもある手や手首に掛かる負荷を取り除くため、手首に装具を装着して固定する方法が基本的です。また、手首を長時間圧迫する姿勢(手首を曲げる・捻る)を避けることも必要になってきます。
炎症が強い場合は、ステロイド系の注射や薬などで炎症を抑える方法があります。
手術療法では、内視鏡を使って手根管内の圧迫している部位を切除するといった手術方法などがあります。
○終わりに
当院では、リハビリを積極的に行っており、理学療法士・作業療法士が患者様一人一人の症状に合わせた運動やストレッチ等を実施しています。
手根管症候群だけでなく、様々な症状に対して予防法やアドバイス等もございますので気軽にご相談ください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは
今回は『むち打ち』についてお話ししたいと思います!
●~むち打ちの原因~
むち打ちとは頚椎捻挫ともいい、
●~むち打ちの症状~
首の痛みや肩こりのような症状のほか、頭痛、吐き気、
事故直後には症状がなくても、2、3日経過してから症状が強くでる方も
●~むち打ちの治療~
発症後~2週間程度は急性期となり炎症が生じている可能性がある
ある程度痛みが落ち着いてきたらマッサージやストレッチ
むち打ちは後遺症が残る可能性があるため後遺症を残さないために
交通事故などで症状がない方も後から症状が出てくることもあるた
●~まつもと整形外科の交通事故の治療~
🌟ポイント①
多くの交通事故の患者さんの治療に携わり、警察や保険会社との対応にも慣れて、経験豊富です!
久留米市で交通事故治療に関しては最も実績があります。警察や保険会社との対応にも慣れておりますので、わからないことはご相談下さい。
🌟ポイント②
自賠責保険が適用されると、自己負担金はありません!
交通事故の場合、自賠責保険を利用して自己負担金無し(無料)で治療を受けることができます。
通院にかかる交通費や休業補償などの保証をされます。保険会社へ「まつもと整形外科」を受診することをお伝えください。
🌟ポイント③
リハビリ専門家である理学療法士・作業療法士が多数在籍!
物理療法のためのリハビリ機器も充実しています!
セラピストである理学療法士と作業療法士が計15名在籍しています。
🌟ポイント➃
整骨院と併用可能です!
当院は整骨院との併用通院は可能です。また、整骨院に通院中で、画像検査が必要な方は当院で撮影することができます。
後々、自賠責保険終了後に後遺症診断書が必要になる可能性がある方は、定期的な診察がないと経過がわからないために後遺症診断書を記載ができません。当院と整骨院を併用通院する場合、整骨院へ通院中であっても当院へ定期的な通院(週1回以上)が必要になります。
🌟ポイント⑤
交通事故専門の弁護士へご紹介も可能です!
ご加入している保険に弁護士特約が付いている方は、費用もかかりませんので利用して弁護士に相談することができますので、ご希望の方は交通事故を専門としている弁護士をご紹介いたします。
ご不明な点等ありましたら、お気軽にご相談ください
TEL:0942-27-0755
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
いつもまつもと整形外科のブログをご覧いただきありがとうございます😊
患者様より、今年最後の診療とのことでスタッフにクリスマス🎁のお菓子を頂きました😄
サンタさんの袋いっぱいに入っており、みんなで喜んで選び、頂きましたよ♡
今年も残り少なくなりましたが、患者様からの温かいお言葉や、贈り物を頂くこともあり、感謝🙏の1年でした🥰
まだまだ今年は12月29日(木)午前中まで診療を行っております!
スタッフも患者様の心と身体が元気になっていただけるよう、精一杯対応させて頂きますので、どうぞ宜しくお願いします😊
院内は換気をしながら、暖かくしておりますので、お気をつけてお越しください🍀
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
先日、東京都より、「えこだ駅前山田整形外科」の山田院長と理学療法士の黒田さんが当院へ施設見学にお越し下さいました✨
遠方の東京都より見学に来ていただき、本当に嬉しい話です
山田院長と松本院長は学生時代を共に過ごした間柄とのことで、写真もバッチリ撮れてよかったです🥰
同じ時期にクリニックを開院しており、苦労や課題など共感することも多く、私たちもたくさん学び、刺激を頂きました!
サッカーが得意でパワフルな山田院長と黒田さんを中心に益々発展されること間違いないクリニック様でした✨
施設見学の後は、情報交換する場を設けることもできました。話が盛り上がって、あっという間の時間でした。
ありがたいことに、2023年1月にも施設見学の依頼を頂いています😊
久留米市で最も信頼され、圧倒的1番の整形外科として、これからも日々成長していきたいと思います
まつもと整形外科は今後も患者様に寄り添って、よりよい医療の提供とおもてなしの心を大切に取り組んでいきます!そして、このように他院様との出会いとご縁を大切に日々学び、成長していきますので、どうぞよろしくお願いします😆
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の鶴元です。
姿勢でお悩みの方へ。
今回は「姿勢アライメント」についてお話させて頂きます。
*アライメントとは?*
頭部、体幹、骨盤、四肢の配列のことをいいます。
重力の影響が最小となり姿勢を維持 する筋肉の活動が最小になる理想的な姿勢のことです。
*理想的なアライメントとは?*
・横向きの場合 ・後ろ向きの場合
※黒い線を重心線といい、体の中心を通っていると良い姿勢となります
・まずは、簡単に確認するポイントをお伝えしていきます。
実際に立った状態で、ご自身の姿勢を確認してみてください。
【横向き】
耳、肩関節、股関節、膝関節、足関節を見ましょう!
◎理想の場合:耳たぶ→肩峰(肩関節の中心からやや前方)→大転子(お尻の横の出っぱった骨)
→膝関節前部(お皿の後ろ)、外くるぶしの約2㎝前方となります。
【後ろ向き】
首、背骨、お尻の割れ目、両方の膝関節の間、両方の内くるぶしの間を見ましょう!
◎理想の場合:後頭隆起(後頭骨の中心にある出っぱった骨)→椎骨棘突起(背骨の中心)→殿裂
(お尻の割れ目)→両膝関節内側の中心→両内果間の中心(両内くるぶしの間)となります。
*改善が必要な場合はどうすればいいの?*
現在痛みがある方は運動やストレッチが重要になります。また、痛みが無い方も今後姿勢の影響で痛みが出る可能性が高くなります。
*どのような運動やストレッチがいいの?*
「伸びている場所を縮こめる運動」「縮こまっている場所を伸ばすストレッチ」が必要となります。
例①:理想的な姿勢と比べて肩が前に出ている方
・肩甲骨が開いている→閉じる運動
・前胸部が閉じている→開くストレッチ
となります。
例②:理想的な線に対して背中が左に傾いている方
・右側の横腹が伸びている→縮こめる運動
・左側の横腹が縮こまっている→伸ばすストレッチ
となります。
痛みが強くなる方は運動、ストレッチの仕方が間違っている可能性があります。また、やり過ぎも良く無いので痛みが無い程度で行うようにしましょう!
目安としては、運動は痛みのない程度で、ストレッチは20秒伸ばすを1セットとし、2~3セット
※猫背の方や変形性膝関節症の方のように骨が曲がっている方は、人によっては違う運動、ストレッチが必要になります。
専門的な考え方が必要になるため近くの整形外科へ受診するのをお勧めします。
今回は理想的な姿勢とどのような運動、ストレッチをすると良いのかを簡単に説明させて頂きました。
運動とストレッチは共に効果が実感するまで2~3ヶ月かかると言われています。
※個人差はあります。
当院では患者様に合わせたリハビリを行うと共に自宅でできる運動やストレッチの指導なども実施しております。
お悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
またまた患者様よりたくさんの新鮮なお野菜を頂きました😃✨✨
段ボールいっぱいのサニーレタス、大きな白菜や大根、ホウレン草など患者様手作りの季節のお野菜にスタッフも喜んでいます😍
本当に感謝です‼
お鍋やサラダでおいしく頂きました♡
ありがとうございます🥰
たくさんのパワーを頂いたので、今後も感謝の気持ちとおもてなしの心でスタッフ一同、対応させて頂きます😊
どうぞよろしくお願いします‼
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは
今日は大変嬉しいご報告です✨
このたび当院の看護師の大西さんと理学療法士の宗さんが
『骨粗鬆症マネージャー』の認定試験に合格しました
日々の多忙な業務の中、チャレンジし、試験勉強に取り組み、無事に1発合格しました
色々なプレッシャーの中、努力し合格された大西さんと宗さんを称え、スタッフみんなでお祝いをしました
スタッフ手作りの表彰状と院長よりお祝いのプレゼント🎁を贈りましたよ!
●骨粗鬆症マネージャーとは?
骨粗鬆症マネージャーは骨粗鬆症の啓発・予防・再骨折の予防・円滑な治療を行うためのサポートといった診療支援を行うコーディネート役です!
当院には2名の骨粗鬆症マネージャーが在籍していますので、栄養、服薬や運動についての指導を行い、骨密度検査を受ける機会を増やし、骨粗鬆症の早期発見に、より努めて参りたいと思います!
また、10年以内の骨折リスクの評価や、患者様のライフスタイルに合わせた注射を選択し、ご提案いたします!
今後は骨粗鬆症マネージャーを中心に、骨粗鬆症の予防・早期発見と治療により力を入れて取り組んでいきますので、お気軽にご相談ください😊
●骨密度測定方法
当院では日本骨粗鬆症学会のガイドラインで推奨されている最新のDEXA(デキサ)法による骨密度測定装置を導入して、骨密度測定を行っております。
骨折しやすい腰椎(腰の骨)と大腿骨頸部(股関節の骨)をそれぞれ測定します。
痛みのない検査で10分で終了します‼
骨密度測定は保険適用で誰でも検査することができます。
1割負担:450円
2割負担:900円
3割負担:1,350円
※初診料・再診料等は除く
50歳以上の3人に1人が骨粗鬆症と言われています。
まずは、骨密度をチェックしてみましょう!
ご不明な点等ありましたら、お気軽にお問い合わせください✨
TEL:0942-27-0755
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは😊
12月に入り、寒さも厳しくなりましたね❄❄
外出が億劫な時期になりますが、院内は換気を保ちつつ、暖かくしてお待ちしておりますのでお気をつけてお越しください🍀
昨日、可愛い院長の似顔絵のプレゼントを頂きました😍
心温まるプレゼントに院長もスタッフも元気を頂きましたよ🙌✨
ありがとうございます🥰
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは
YouTube第4弾をアップしましたのでご紹介です✨✨
今回は院長インタビューです👏👏
松本院長が医師を目指したきっかけ、整形外科医を選んだ理由、院長としてのやりがい、スタッフへの想い、リニューアルしたまつもと整形外科への想い、などを聞ける貴重なインタビューとなっていますので、ぜひご覧ください😊✨✨
こちらからお願いします☟☟
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは😊
今日は11月より理学療法士として新しく入職しました野田さんのご紹介です✨
1ヶ月ですが、クリニックにも馴染んで毎日リハビリを頑張っています👏✨
多趣味でアクティブで優しい笑顔の野田さんなので、お気軽にお声かけくださいね🥰
こんにちは!久留米市安武町「まつもと整形外科」理学療法士の清谷です。
今回は「年をとっても筋肉はつくの?」ということについてお話しします。
結論からいいますと・・・
筋肉は何歳からでもつきます!
前回、私が紹介しました「サルコペニア・フレイルについて 運動の重要性」でもありましたが、筋肉は30歳ぐらいをピークに徐々に衰えていきます。これは生きるものとして自然な現象です。
また筋肉の増減は筋肉のタンパク質の合成と分解のシーソー関係によって決まります。運動はしっかり行えていても、栄養がなければタンパク質を作ることが出来ずに筋肉の合成は不十分となってしまいます。
つまり、適切な運動だけではなく、適切な食事も筋肉を増加させるためには必要ということです。
どんなトレーニングがいいの?
筋肉は基本的に高強度の負荷を与えることが有効と言われていますが、関節や靱帯等に大きな負担がかかってしまい、怪我をしてしまう可能性があります。
そのため、運動の速度を落とした「スロトレ」が重要です。
スロトレ=スロートレーニングはその名前の通り、ゆっくり動くということです。基本的には3~5秒で動きます。
具体例は下の通りです。
スクワット
~ポイント~
テーブルや椅子をつかみ、腰を下げます。体を持ち上げる時に完全に伸ばさずに少し曲げた状態でまた膝を曲げていきましょう。
4秒かけて腰を下ろす、4秒かけて体を持ち上げるというようにゆっくり行いましょう。
足開き運動
~ポイント~
テーブルや椅子をつかみ、足を開きます。戻すときは足を地面につけるのではなく、トレーニング中は常に足を浮かせるように意識しましょう。
体は真っ直ぐに!斜めにならないように真っ直ぐのまま開けるところまで足を開きましょう。
こちらも4秒かけて開き、4秒かけて戻します。
つま先立ち
~ポイント~
テーブルや椅子をつかみ、つま先立ちをします。ここでも体を下ろすときは地面に踵をつけるのではなく、少し浮かせた状態を保つようにしましょう。
4秒かけて体を持ち上げ、4秒かけて下ろします。
などです。
そのほかにも500mlのペットボトルを持って肘の曲げ伸ばす運動などでもゆっくり行うことでより筋肉に刺激が入るようになります。
サルコペニアにならず健康的に過ごせるように少しでも運動をしていきましょう!
当院では他に物理療法を行いながら患者様の症状に応じた治療・訓練提案を実施しています。
お困りなことがあれば気軽にご相談ください♪
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
11月のHappyBirthdayの様子です✨
11月は中尾さん、仲さん、間曽さんの3名の方がお誕生日でした🎂✨
HappyBirthday🎶の曲と院長よりメッセージ付きのケーキのプレゼントです✨
それぞれしっかり抱負を発表しましたよ😊🙌
おいしいケーキを食べてまた頑張ります😍
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは
いつもまつもと整形外科のブログをご覧いただき、ありがとうございます
今回は健診等で『高脂血症』『高コレステロール血症』『脂質異常症』を指摘された方へ
そのリスクと予防についてお話します!
🍀はじめに・・・『高脂血症』『高コレステロール血症』『脂質異常症』とは??
いずれも血液中の脂質成分が異常値になっている状態のことです!
これらの脂質のうちいずれかが異常値になっていることにより、『高脂血症』または『高コレステロール血症』に分類されます。
また、『脂質異常症』とは中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常が発生している状態のことです。
空腹時の血中濃度が下記のうち、1つでも当てはまると脂質異常症と診断されます!
①LDLコレステロール「悪玉コレステロール」 140㎎/dl以上➡高コレステロール血症
②トリグリセライド「中性脂肪」150mg/dl以上➡高脂血症
③HDLコレステロール「善玉コレステロール」 40mg/dl未満➡低コレステロール血症
このように『脂質異常症』とは『高脂血症』と『高コレステロール血症』を含んだ病名です。
●LDLコレステロールは肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割を担っている一方、過剰になると血管壁に溜まって心筋梗塞や脳梗塞などの要因になることから、別名「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
●HDLコレステロールは組織に溜まったコレステロールを正常に保つ働きがあることから、別名(善玉コレステロール)と呼ばれています。
LDLコレステロールが一定値を上回った場合や、HDLコレステロールが一定値を下回った場合は脂質異常症と診断されますが、「悪玉がなければいい」「善玉が多い方ほどいい」というわけではなく、両者のバランスが取れていることが健康を保つ秘訣になります!
中性脂肪やコレステロールは健康に悪いというイメージがありますが、中性脂肪は体内のエネルギーを貯蔵する役割を担い、コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸を作る材料となることから、本来はどちらも人間に欠かせないものです!
そのため、多すぎず、少なすぎず、正常値をキープすることが理想とされます。
🍀脂質異常症の原因
脂質異常症の発症には、過食、運動不足、肥満、喫煙、アルコールの飲みすぎ、ストレスなどが関係していると言われています。
特に、お腹になかに脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」の方はLDLコレステロールや中性脂肪が多くなりHDLコレステロールが少なくなりやすい傾向があります。
また、遺伝的な要因によって起こる「家族性高コレステロール血症」と呼ばれているものもあります。
このタイプはLDLコレステロールの数値が著しく高く、動脈硬化が進行しやすいことが知られています。
🍀脂質異常症の症状
脂質異常症そのものには特に自覚症状がなく、見た目が変化したり、痛みなどを感じたりすることはありません。
自覚症状がないため、放置してしまっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、症状がないうちに脂質異常が進行して少しずつ動脈硬化が進むため厄介です。
脂質異常症は狭心症・心筋梗塞などの心疾患や脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患を発症する最大の危険因子となります。
・力が入らない・頭痛・めまい・しゃべりにくい
・時々胸が痛くなる・動悸がする・疲れやすい
・足が冷える・しびれる
などの症状は動脈硬化が進行しているサインの可能性があります。気になる症状が出始めたらお早めに医師までご相談ください。
🍀脂質異常症の治療と予防
☆食事療法
・コレステロールが多い食品は控えめに‼
(鶏卵、イクラやタラコなどの魚卵、ウナギ、バターなどの乳製品)など動物性食品に多く含まれているため、これらを日常的に食べている方は要注意です!
・ビタミン類を沢山とる‼
ビタミンCやEには悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する働きがあります!ニンジン、カボチャ、トマト、ピーマンなどの緑黄色野菜やサケ・サバにもビタミン類が豊富です!ビタミンCとEは一緒に取ると、より効果的です
☆運動療法
・ウォーキングや水中歩行など適度な有酸素運動を続けると、中性脂肪を減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やすことができます。運動は肥満予防や解消にも役立つため、毎日続けて習慣づけることが重要です!
※心臓や関節などに病気がある方は必ず医師に相談してから行うようにしてください!
☆薬物療法
・脂質異常症の薬にはLDL(悪玉)コレステロールを下げる薬や、中性脂肪を下げる薬があります。
薬物療法だけで脂質異常症の治療を行うことはなく、食事療法・運動療法と並行します。そのため、普段の生活の改善や継続的な運動も必要となります!
※薬剤量は症状に合わせて適宜、増減されることがありますので、医師の指示通りに服用をしてください。
🍀最後に
脂質異常症は多くの場合、生活習慣と深く関係しています。治療の基本は食生活の改善、体重の管理、運動習慣を身に付ける事です!
体重が適正になると脂質異常症だけでなく、高血圧や糖尿病などの改善効果も得られます。
普段の生活から心がけていきましょう
まつもと整形外科では、糖尿病専門医・循環器専門医が在籍し、糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病の外来を主に実施しております。
年齢、合併症、生活スタイルなどを考慮して患者様ごとに目標を設定し、治療を行っていますので、お気軽にお問い合わせください😊
内科(糖尿病外来・生活習慣病外来)のWEBでの初診予約
時間帯予約ですので、予約いただくことで待ち時間少なく診察を受けることができます✨
ぜひご活用ください‼
WEBからの予約はこちらから
▼ https://www.489map.com/helios/A5090162/reserve
お電話での予約も受け付けております。
☏ 0942-27-0755
診療担当
松本 千紗(糖尿病専門医)
専門分野:糖尿病(1型糖尿病・2型糖尿病)・脂質異常症・高血圧・生活習慣病全般
月曜日・水曜日
10:00~15:00(昼休みなし)
守谷 知香(循環器専門医 総合内科専門医)
専門分野:高血圧・狭心症・不整脈・心不全・生活習慣病全般
金曜日
9:00~13:00
14:30~17:30
こんにちは、久留米市安武町「まつもと整形外科」理学療法士の野口です。
今回は前回に引き続き、松葉杖を使用した応用動作についてです。
トイレ動作について説明をさせてもらいます。
右足をついてはいけない怪我をした想定です。
<座る時>
①怪我をしてない側(左側)を便器に近づけて立つ
②松葉杖を怪我をした側(右手)にまとめて持つ
③空いている手でてすりを持つ
④怪我をしてない足(左足)を軸に体の向きを変える
⑤ゆっくり座る
⑥松葉杖を壁に立てかける
<立つ時>
①両手でてすりを持つ
②怪我をしてない足を軸に立ち上がる
③松葉杖をもつ
トイレでは、床が濡れていることがあり、松葉杖を持ったままで座ろうとすると滑って転倒しやすくなります。手すりなどしっかり固定されたところを持って安全に立ちしゃがみをしましょう。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは
総務の請関です
11月16日に山口県下関市にある筒井整形外科様が当院を施設見学されました✨
筒井院長先生を始め、スタッフの皆さんが真剣にたくさんの質問をして下さり、各部署のスタッフも自分たちの業務を振り返りながら、お話しすることが出来ました
筒井整形外科のみなさんは継承される以前から長く働いているので、大変仲が良く、チームワークが素晴らしい雰囲気の医院様でした
これからもっともっと成長されること間違いない筒井整形外科のみなさんとお話ができ、当院のスタッフもたくさんの刺激を頂きました✨
まだまだ課題はたくさんありますが、このように施設見学に来て下さるまでに成長できたことは大変うれしく思っています
ありがたいことに、現在、施設見学の依頼を複数の医院様から頂いています🌟
まつもと整形外科は今後も患者様に寄り添って、よりよい医療の提供とおもてなしの心を大切に取り組んでいきます!
そして、このような他の医院様との出会いとご縁を大切に日々学び、成長していきますのでどうぞよろしくお願いします
こんにちは!久留米市安武町にある「まつもと整形外科」理学療法士の宗です。
今回は松葉杖を使用してる方の床への座り方についてご紹介したいと思います。
(右足をついてはいけない怪我している想定です。)
<床への座り方>
①怪我した足(右足)を一歩後ろにひく
②松葉杖を怪我をしている側に寄せる
③松葉杖を内側から握る
④松葉杖を支えに、杖を持っていない手(左手)を床につく
⑤杖をおろし、両手を床につく
⑥怪我しているをひねらないように気をつけながらお尻を下ろす
<床からの立ち上がり方>
①怪我してない足(左足)を曲げる
②怪我している足(右足)を曲げないようにお尻を持ち上げる
③怪我してない足(左足)で立ち上がる
④松葉杖を握る
⑤松葉杖を2本一緒に握り、立てる
⑥上体を起こす
⑦松葉杖を両側に持ち替える
松葉杖を使用していると、日常生活を送る中で不便に感じることが多くあると思います。
困ったこと、松葉杖の使い方がわからないことなどあれば、スタッフに遠慮なくお声掛けください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは😊
総務の請関です
今回は新入職スタッフを紹介します♡
9月より医療事務に入職された杉本さんは小さいお子様がいらっしゃる中、いつも笑顔で元気に患者様へ対応されています✨
まだ入職して2か月ですが、とっても頼れるスタッフの1人です🥰
ドライブが趣味で優しい笑顔の杉本さんです
ぜひお気軽にお声かけ下さい🌼
今後ともどうぞよろしくお願いします🌟
こんにちは。久留米市安武町にある「まつもと整形外科」の作業療法士の森下です!
今回ご紹介させていただくのはヒートショックについてです。
みなさん、最近寒くなってきました。久留米市内も日中は少し暖かいですが、朝と夜は冷え込んできましたね。そんな時、煖房をいれることや浴槽に浸る機会も増えたと思います。
「ヒートショック」とは、気温の変化によって血圧が上下し、心筋梗塞や動脈硬化などが起こることを言います。寒くなるこの時期に注意が必要です。
ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングからお風呂場に移動し、浴槽に入るときなどに起こります。暖かい場所から冷えた場所に移動した際に寒さに対応するために血圧が上がります。
~ヒートショックが起こりやすい環境~
・11~2月までの時期が起こりやすい。
・浴室や脱衣所などの気温が下がり、長風呂になりやすいため、危険が高まる
・10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要
・65歳以上の方
・肥満、睡眠時無呼吸症候群、不整脈、糖尿病、高血圧
・浴室に暖房設備がない
・1番風呂が好き(まだ誰も入っていない1番目の風呂)
・熱い風呂が好き(42℃以上)
・30分以上お湯に浸かっている
・飲酒後にお風呂に入ることがある
~予防のポイント~
ポイント1:脱衣所と浴室を温める。
暖かいリビングから脱衣所に移動した際の温度変化を軽減するために、暖房器具を置くなど工夫をしましょう。浴槽にお湯がたまっている場合は、ふたを外しておくと浴室の温度を上げることができます。なるべく1番最初にお風呂に入る事は避けて、浴室が十分に暖まってから入りましょう。また、シャワーを使用して給湯することで浴室内の温度が15分間で10度上昇します。
ポイント2:お風呂の温度は低めに設定する。
お風呂の温度が42℃以上になると、心臓に負担を掛けることが知られています。41℃以上になると浴室での事故が増えると報告されています。38~40℃に設定して入浴する事が勧められています。また、入浴する際に心臓から離れた場所(手や足)にかけ湯をして身体をお湯に慣れさせましょう。浸かる際は心臓に負担を掛けないように胸のラインくらいまでにしましょう。風呂場の床にすのこやマットを敷くことも有効です。
ポイント3:ゆっくりとお風呂から出る
お風呂に浸かっている際は、体が暖められ血管が緩くなり血圧が低下しています。その状態で急に立ち上がると、脳まで血液を運ぶことができず、めまいや失神する可能性があります。お風呂から出る際はゆっくり浴槽の縁を持って立ち上がるように心掛けましょう。また、飲酒後は血圧が下がることが知られていますので、飲酒後の入浴は避け、入浴前には水分を摂取しておきましょう。
これから気温がさらに下がり、寒さが続くと思いますが寒さに負けないように過ごしていきましょう。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは😊
まつもと整形外科ではレントゲンや診察、処置を頑張ったお子様にシールをプレゼントしています♡♡
色々なキャラクターのシールを用意していますよ😍😍
病院が苦手なお子様にも少しでも笑顔になっていただけるとうれしいです✨
こんにちは!久留米市安武町にある「まつもと整形外科」理学療法士の山下です。
皆さんは、インナーマッスルを鍛えましょう!
と一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
そもそもインナーマッスルって何?という方もいらっしゃるかもしれません。
インナーマッスルとは、簡単に言えば「姿勢を支える筋肉」です。
体幹のインナーマッスルは以下のようなものがあります。
・腹横筋
・多裂筋
・横隔膜
・骨盤底筋群
体幹のインナーマッスルが低下すると、姿勢の保持だけでなく呼吸が浅くなったり、腰痛の原因にもなります。
今日は体幹のインナーマッスルを働かせる呼吸法、ドローインとブレーシングを紹介します。
・ドローイン
ドローインとは息を吐く際にお腹をしっかりと凹ませて、おなかの筋肉を収縮させることで腹圧を高める呼吸法です。
インナーマッスルの中でもコルセットと呼ばれる「腹横筋」がより鍛えられます。
1膝を立てて、仰向けに寝ます。
2両手をおなかの上に置いて、おなかがふくらんだり沈むのを感じます。
3鼻から大きくゆっくり息を吸って、お腹を膨らませます。
4口から「はあ~」と息を吐きながらお腹を凹ませていきます。
・ブレーシング
ブレーシングはドローインと反対に、息を吸ってお腹を膨らませたまま、お腹が沈まないように息を吐く呼吸法になります。
1膝を立てて、仰向けに寝ます。
2両手はわき腹をつかむように支えます。
3鼻から大きくゆっくり息を吸って、お腹を膨らませます。
4両手でつかんだわき腹が沈んでいかないように、膨らませたまま
口から息を吐きます。
いかがでしたか?
呼吸をしっかり行えることで、姿勢を保つ筋肉がしっかりと働いてきます。腰痛にも効果的ですよ!
ブレーシングはいつもの呼吸と違って難しいですが、チャレンジしてみてくださいね。
まつもと整形外科では、インフルエンザ予防接種の予約を受け付けています‼
ただいま、LINE公式アカウントにご登録いただくと3,500円より100円引きさせて頂きますので、この機会にぜひご登録をお願いします😍🌟
こちらから👇👇👇
https://lin.ee/dshA0Ci
※65歳以上の助成対象者の方は対象外になりますのでご了承ください。
(月)~(金)9:00~13:00 14:30~18:00
【接種料金】一律3,500円/回(税込み)
●成人(13歳以上、1回接種)
●小児(13歳未満、2回接種推奨)
●65歳以上、助成対象者 自己負担額1,650円(久留米市に住民票がある方で、接種期間内1回に限る R4.10/1~R5.1/31迄)
※インフルエンザの予防接種は平日のみとさせて頂きます!
※予防接種は在庫に限りがあるため、在庫がなくなり次第終了とさせていただきます。
予約については、お電話でもお気軽にお問い合わせください😊
📞0942-27-0755
よろしくお願い致します♡
こんにちは、久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の仲です。
今回は、関節リウマチについてお話しさせて頂きます。
○関節リウマチとは
関節リウマチは、自分自身の体に免疫反応が起こることで、関節内の膜に炎症が起こる「自己免疫疾患」です。関節内の膜に炎症が起こると腫れと痛みを引き起こします。また、長期間炎症を起こすため進行すると、関節の変形や脱臼、機能障害など体の全身に様々な障害を引き起こします。
日本での発症は、40~60歳代が一番多く、男女比は約1:4と女性の割合が多い病気です。
○原因
現在では詳しい原因は分かっていませんが、本来細菌やウイルスなどの病原菌から体を守るための免疫細胞が、何らかの異常によって自分自身の関節を破壊することで痛みや炎症を引き起こすと考えられています。その中でも、関節リウマチの発症については、遺伝的要因と環境的要因の2つが組み合わさることによって発症すると考えられています。
関節リウマチの発症には、遺伝的要因が関与していると言われています。ご家族の方にリウマチを発症している人がいる場合は、遺伝的要因によって遺伝すると言われていますが必ず遺伝するというわけではありません。
環境的要因では、喫煙や日常的ストレス、ウイルス感染、歯周病、ホルモンバランス、腸内環境の乱れなどと言った環境的な刺激が関与していると言われています。
○症状
関節リウマチは進行性の病気ですので、炎症が長期間続くと手·足の関節変形や脱臼、関節硬くこわばる(強直)、関節の曲げ伸ばしが困難になる(拘縮)などを引き起こし日常生活に支障をきたします。手足の変形は左右対称性に起こります。
一番怖いのは、背骨の一番上(首と頭の付け根)の骨が前方に脱臼することによって神経が圧迫され、手足の麻痺や呼吸困難といった重症化の危険があることです。
○診断
診断には、血液検査やX線などの画像診断を用います。
また、アメリカリウマチ学会の診断基準で診断します。7項目中4項目以上当てはまると関節リウマチと判断します。症状が6週間以上持続していることが必要です。
○治療と予防
治療には、ステロイド剤などの薬物療法や生活習慣の改善などの基礎療法などが基本です。また、リハビリテーションや電気や超音波といった物理療法も効果的です。それでも、症状の改善が見られない場合は、手術療法を行います。
当院では、リハビリテーションを主体的に行っており、関節の動きを良くする運動や筋力をつける運動などを行い症状悪化や病気の進行を予防しています。
予防として現在、有効な予防法は分かっていませんが、症状を悪化させないためには適切な休養と栄養ランスが大切になってきます。しっかりと体を休めて栄養バランスの良い食事を心がけましょう!
関節リウマチでは早期の治療が大切です!手足の痛みや腫れなど症状が出た場合は、すぐに整形外科を受診しましょう。
当院では、院長先生やスタッフ一同が丁寧に説明やアドバイスを致します。何か、お困りなことがございましたらご相談ください!
こんにちは😊
告知していましたように、10月31日限定のハロウィン企画でお子様にお菓子のプレゼントがあります🎁✨
ちょっぴり仮装した優しいスタッフが待っています♡
在庫がなくなり次第終了になりますが、多めに用意していますので、お気をつけてお越しください🍀
院内の飾りつけもぜひご覧いただいて気分を感じてもらえたら嬉しいです🥰
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
今回の会議では、10月のHappyBirthday♡のお祝いをしました✨
院長よりおいしいケーキを頂き、みんないい笑顔です😍
最近の会議の様子です✐✨
環境委員会よりハロウィンイベントの周知、セミナーに参加したスタッフより学んだことを全スタッフへ共有、院長より組織人としての在り方の講義、接遇委員会よりあいさつ運動の表彰、などなど毎回盛りだくさんです😄
これからも全体会議の時間を大切に、1人1人が成長していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します🌟
こんにちは!久留米市安武町にある「まつもと整形外科」の理学療法士の近藤です。
側弯症とは?
まず、脊柱について説明させていただきます!
脊柱とは頚椎(首の部分)、胸椎(胸の部分)、腰椎(腰の部分)、そして仙椎・尾椎から成り立っています。脊柱を横から見ると、頚椎、腰椎は前方に弯曲(前弯)、胸椎は後方に弯曲(後弯)しています。
側弯症とは脊柱が左右に弯曲した状態で、通常は小児期にみられる変形の事を言います。
脊柱自体弯曲に加え、ねじれを伴うことがあります。
左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭(きょうかく)の変形、肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)などの変形を生じます。側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下をきたすことがあります。
発生頻度
日本での発生頻度は1~2%程度で、女性に多いとされています。
原因不明の側弯を特発性側弯症と言います。全側弯症の60~70%を占めると言われています。
また、特発性側弯症だけでなく、先天性側弯症や症候性側弯症と言うものがあります。
脊柱の先天的(生まれた時から起こっている)な異常による側弯を先天性側弯症
神経や筋の異常による側弯を症候性側弯症といいます。
診断・早期発見
診察では、子供に前かがみの姿勢(前屈検査)をとらせて、脊柱を観察します。
症候性側弯症の鑑別には、神経の検査やMRI検査が有効となっています。
短期間で側弯が悪化する場合には、注意深く年に数回の診察が必要になります。
病院での診察だけではなく早期に発見する為、年に1回学校医による視触診が行われていますが検診で異常がなくても安心できません。毎年、検診だけでなくご家庭での背部のチェックをする事が理想となっています。
脊柱全体(立位)のX線(レントゲン)写真から側弯の程度を角度で表しますが、脊椎骨(せきついこつ)や肋骨に異常がないかも同時に調べます。
上記でも上がった前屈検査について簡単に説明させていただきます。
両腕を自然に前に垂らし膝を伸ばしたまま、背中を丸めながらゆっくりとおじぎをします。
おじぎをするに従い、肩周辺、背中、腰部の順に左右の高さに差があるかどうかを確認してください。
続いて、真っ直ぐに立った状態で、ウエストライン、肩の高さ、肩甲骨の高さと突出の程度、について、左右差があるかを観察をしましょう。
正常 側弯症
正常 側弯症
これらの検査で、左右の差があれば側弯症の疑いがあるのでお近くの病院で診察を受けるという形になります。
治療
側弯症は、弯曲が進行する前に診断して、治療を開始することが大切です。このことから、学校検診も行われています。
治療は側弯の原因や程度、年齢などによって異なります。特発性側弯症で程度が軽い場合は、定期的な診察や運動療法などで経過観察を行い、進行する場合には装具治療を行います。
装具は、成長が止まり、骨が成熟して側弯の進行もなければ、徐々に装具装着時間を減らし、装具治療を終了します。
脊柱の成長期である思春期に悪化する場合が多いため、進行する場合は手術による矯正が必要になる場合があります。
また、先天性や症候性で側弯の悪化が予想される場合にも手術を行うことがあります。
今回は側弯について簡単に説明させていただきました。
前屈検査などチェックして気になることがある方は気軽にご相談ください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは😊
先日、患者様から「すごく心が病んでいたときに、スタッフの方に親切にしていただいて、感謝しています」との大変嬉しいお言葉とおいしいお菓子をを頂きました✨✨
スタッフみんなでおいしく頂きました😄
患者様から私たちスタッフもいつもパワーを頂き本当に感謝しています
手作りのとっても可愛い置き物も頂きました
これからも患者様の心と体が元気になっていただけるよう、当院の理念、「笑顔で挨拶」「優しいお声かけ」「おもてなしの心」を大切にスタッフ一同取り組んでいきます🌟
そして、患者様が安心して通院できるまつもと整形外科であり続けたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
いつもまつもと整形外科のブログをご覧いただき、ありがとうございます
この度、YouTube第3弾をアップしました😄🙌
今回は新しくなったまつもと整形外科の院内をご紹介しています✨✨
はじめて来院されるときは、どのような雰囲気で診察や治療を受けるのか、どのような設備があるのかわからず、不安もあると思います!
今回、YouYubeで院内ツアーをご覧いただき、ご来院されたことがある方も、まだされていない方も、今迷っていらっしゃる方も少しでも安心してご来院、ご相談いただけるきっかけになれば嬉しいです
まずはこちらからぜひご覧ください
チャンネル登録もよろしくお願いします
👇👇👇
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の小塩です。
10/17に冷え症についてのブログを投稿しました。前回ブログ⇨冷え性〜原因と種類〜
冷え性の改善について前回の続きでをお話しします。
冷え性(冷え症)改善
まずは身体全体を温めるために、血行改善へ努めていきましょう。西洋医学における治療法では、ビタミンEの投与や、血管拡張剤の処方を行います。生活習慣の改善も効果的です。
・入浴や半身浴
できれば毎日、ぬるめのお湯にじっくり浸かって、汗ばむくらいまで温まってください。少し長めにお湯につかってみましょう。副交感神経が優位となり血管が拡がり、血行が良くなるだけでなくリラックス効果もあります。また、入浴後は冷えはじめる前に靴下を履いてください。半身浴も効果的ですが、お湯が冷めやすいため注意しましょう。
・運動
運動している時にも全身の血行は改善しますし、筋力がアップすることでも血行が改善します。血行が良くなると酸素と栄養素が全身に行きわたって老廃物の排出もスムーズになり、新陳代謝が促進し、体温も高くなって基礎代謝もアップします。
ハードな運動は特に必要ではなく、キビキビと歩く程度のウォーキングを習慣化するくらいで十分です。日常で歩く距離を少しだけ増やす程度でも、毎日行えば効果が現れます。
また、ストレッチはこわばった筋肉をほぐして血行を改善させますので、仕事の合間や就寝前に軽いストレッチを取り入れるようにしてください。特に、就寝前のストレッチは、血行が良くなり体温も上がるため、ぐっすりと眠ることができます。
・食生活改善
東洋医学では、食品を「陽性(身体を温めるもの)」と「陰性(身体を冷やすもの)」、そして、どちらでもない「中性」の3種類に分類しています。冷え性の患者さまには、「陽性」の食材を摂取することをおすすめします。
①陽性の食べ物
生姜やネギ、ニンニク、ごぼうなどの根菜類(寒い土地でとれる野菜はたいてい陽性です)。スイカの皮(シトルリンを多く含んでいます)や胡麻、黒豆、小豆などの黒い物。
②陰性の食べ物
トマトやキュウリなど生食できる野菜。砂糖や合成甘味料などの白い物、バター、マーガリン、スナック菓子やチョコレートなどの嗜好品。
③中性の食べ物
玄米や麦などの穀物
陽性の食品を多く接種するようにアドバイスしましたが、基本的に陽性・陰性・中性の食品をバランスよく摂取することが重要です。陰性の食べ物がお好きな場合は、スープやみそ汁など温かい料理で使うのも良いでしょう。 また、水分補給も重要ですが、冷たい飲み物は身体を冷やしてしまいます。そのため、夏でもできるだけ温かいもの・常温のものを飲んでください。特に、朝は身体の水分がとても少ない状態のため、白湯など温かい飲み物を飲む習慣を作ってみましょう。
体を温める飲み物
紅茶やほうじ茶、ウーロン茶、ココア、生姜湯など
体を冷やす飲み物
コーヒーや緑茶、ジュース、牛乳、水、アルコール類
・マッサージ
指先のマッサージを行うと、指先の血行が良くなり、肩こりや疲れ、倦怠感の改善になります。体温が上がるため、いつもより丁寧にマッサージする習慣を作りましょう。
・腹式呼吸
腹式呼吸を行うと副交感神経が働いたり基礎代謝がアップします。お腹に空気を少しずつ送るようにイメージしながら、ゆっくり息を吸っていき、吸う時より時間をかけて息を吐きだしてみましょう。1日に5~10回を目役に始めてみましょう。
改善の方法も食事や運動など様々な方法があります。
いろいろ試してみてご自身にあった方法を探してみてください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の小塩です。
最近では、朝晩寒くなってきましたね。皆さんは手足の冷えで悩んだりしていませんか?
今回は冷え性についてお話しします。
○冷え性
冷え性とは、血流が悪くなることで起きてしまう症状の一つです。血行が悪くなると身体に必要な酸素・栄養素が行き届かなくなってしまうだけではなく、蓄積されている老廃物も排出されなくなります。そのため、冷え性になると色々な不調が現れやすくなります。中でも、「手足の冷え」はよく見られる不調の一つです。冷え性は血行が悪くなっている不調サインです。
○主な症状
手足の冷感、身体の冷感、あかぎれ、しびれ、しもやけ、肌荒れ、関節痛、腰痛、頭痛、肩こり、発汗異常、頻尿、倦怠感、自律神経失調症、不眠症、動悸・めまい・耳鳴り
○主な原因
血行が悪くなることで血液が毛細血管に流れなくなってしまうのが原因です。血管が収縮することによって、手足が冷えやすくなります。手足は身体の末端であり、臓器や脳に血行を確保しようとする為、手足への血行が悪くなるのが原因と言われています。血行が悪くなる要因は以下が挙げられます。
・筋力低下
運動不足が続いてしまうと筋肉が劣れてしまい、血行が悪化します。とくにふくらはぎは血液を心臓に戻すためのポンプとして機能しています。ふくらはぎの筋肉が落ちてしまうとポンプ機能も衰えてしまうので、きちんと運動する習慣を作りましょう。
・基礎代謝の低下
生命活動を行うのに欠かせない、必要最低限のエネルギーを「基礎代謝」といいます。基礎代謝が低くなると体温が低くなり、冷え症が起きやすくなります。
・食生活の乱れ
栄養バランスが偏った食習慣が続いてしまうことでミネラルやビタミン不足になりやすく、血の巡りが悪くなります。
・鉄分不足
鉄分不足は生理のある女性がなりやすいです。また、過度なダイエットなどが原因で鉄分不足に陥ってしまい、冷え症を引き起こすこともあります。
鉄分不足は冷え症だけではなく、体調不良や倦怠感なども発生します。
・自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。また、常に室内の空調が効いていると、室内外の温度差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます。こうして、夏でも冷え症を起こしやすくなります。
・喫煙
喫煙習慣があると血管が急に収縮することが多くなるので、冷え症が起きやすくなります。
○冷え性の種類
冷え性にも色々なタイプがあり、それぞれで改善方法が変わってきます。ご自身がどのタイプにあてはまるのか確認した上で、適切な対策を講じるようにしましょう。
・手足で起こる冷え性
血流が悪いため、また血管が細くなっているため、手足の末端部分まで血液が送り届けられず手足が冷えるタイプの冷え性です。手足が冷えるのでその部分ばかりを温めようとしがちですが、人間の体はまず内臓を温めようとするため、手足だけでなく腹部もしっかり温めて手足まで血液が行き渡るようにしましょう。
・下半身で起こる冷え性
主に骨盤の歪みが原因で起こる冷え性で、下半身の血流が悪くなって冷え性が起こります。
姿勢の悪さ、長時間同じ姿勢を続ける、毎晩同じ側で眠るなどのことが原因で骨盤の歪みは起こりますので、そうした普段の習慣を見直すと同時に、入浴などで体を温めて基礎代謝を良くするように心がけましょう。
・内臓で起こる冷え性
自律神経の異常により、手足の末端部分の血管が収縮されなくなって起こる冷え性です。このタイプでは手足で冷えはほとんど起こらず、内臓で血液が不足してしまうため内臓が冷えてしまいます。
よく下痢をする、全身がだるい、よく風邪を引くなどの症状が現れますが、冷え性と気づけないケースも多いです。
・全身で起こる冷え性
基礎代謝の低下により全身で冷えが起こるタイプの冷え性です。免疫力が低下しているので風邪を引きやすくなったり、下痢をしやすくなったりします。手足はそれほど冷えませんが、症状に心あたりがある場合には冷え性を疑うようにしましょう。
このタイプの冷え性を改善するためには、継続的な運動や入浴などにより基礎代謝を高めることが大事になります。
今回は冷え性の原因や種類について簡単にお話しさせてもらいました。
後日ブログで冷え性の改善のために必要なことをお話ししていきたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
こんにちは
もうすぐハロウィン🎃ですので、まつもと整形外科の院内の飾りで気分を感じてもらえると嬉しいです
そして10月31日限定にはなりますが、来院頂いたお子様にプレゼント🎁✨を用意しています
病院が苦手なお子様にも少しでもリラックスした笑顔が見られたらと思っています
ちょっぴり仮装した優しいスタッフが待っています😄🙌
在庫がなくなり次第終了になりますが、たくさん準備していますのでお気をつけてお越しください🌟
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは😊
先日、まつもと整形外科のスタッフ5名がクリニカルコンシェルジュ養成講座を受講し、認定証を頂きました✨✨
受付、診療部、リハビリ部とそれぞれの部署で患者様に寄り添って、おもてなしの心で対応できるよう、たくさん学び吸収してきました🥰
これからも患者様に、まつもと整形外科に来てよかったと思っていただけるよう、スタッフも日々学び成長していきたいと思っています🌟
ご心配なことや、ご不明な点などありましたら、お気軽にお声かけ下さい😊
お電話はこちらから
📞0942-27-0755
よろしくお願い致します‼
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
おはようございます🌞
昨日はスポーツの日🎌でもあり、連休中はスタッフのお子さんも運動会のところが多かったみたいです🥰
スポーツの秋🎾 読書の秋📚、食欲の秋🍇 それぞれの秋を楽しんでくださいね✨
先日も当院の患者様からたくさんのパンを頂きました😍
スタッフみんなでおいしく頂き、パワーを頂きました‼
本当に感謝です😭
今週も元気に、優しい笑顔とおもてなしの心でスタッフ一同取り組んでいきます☆
ご来院の際は、お気をつけてお越しください😊
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
まつもと整形外科はLINE公式アカウント始めました
最新情報を配信中‼
今後、院内でのイベントも企画しております
随時配信していきますので、メッセージを受け取るにはLINE公式アカウント
友だち追加をお願いします‼
こちらから👇👇
いつも、ご来院頂きありがとうございます
誠に勝手ながら11月4日(金)は循環器内科は守谷医師不在の為、休診とさせて頂きます。
みなさまには大変ご不便をおかけいたしまして、申し訳ございません。
ご理解のほどよろしくお願い致します
整形外科は通常通りの診療です
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
4月に新卒で3名のリハビリスタッフが入職しましたが、早いもので半年が経ちました
先輩スタッフより、これまでの努力への表彰と、これからの励ましと期待を込めてサプライズのメッセージを贈りましたよ
先輩から日々、研修やサポートを頂きながら、3名とも患者様やスタッフに信頼されるセラピストに成長しています!!
とても頼もしいです
代表してリハビリ主任高田さんより
近藤PTは看護師さんへ松葉杖の研修もこなしています‼
看護師さんからもわかりやすかったと嬉しい声とお礼状がありました
他部署との連携もバッチリです
これからもみんなで成長できるよう、頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします
10月に入りました✨
まつもと整形外科の院内もハロウィン仕様になっていますので、ぜひ受付や窓など見ていただいて、気分を感じてもらえると嬉しいです
恒例になりましたお誕生日会院長先生よりケーキのプレゼントです😄
9月は4名のスタッフがお誕生日でしたよ!
1名嬉しいサプライズのご報告もありました👶
おめでとうございます
嬉しいお知らせが続いているまつもと整形外科です
受付の沼田さんが出産のため、9月末で退職となりました!
寂しくなりますが、元気な赤ちゃん産んでまた会いに来てくださいね
大きいお腹で最後までありがとうございました🌟
こんにちは😊
今年も来年度4月入職の「新卒」理学療法士・作業療法士の募集をはじめました✨
施設見学も随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください🥰🥰
お電話→0942-27-0755
採用担当:請関(うけぜき)まで宜しくお願いします🌟
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の鶴元です。
円背でお悩みの方へ。
今回は「円背」についてお話させて頂きます。
*円背とは?*
背骨が曲がって姿勢が悪くなる状態。多くは猫背が進行することで円背になります。
円背は背骨の中でも胸椎(胸の高さ)が曲がることが特徴的です。頭部は視界を保つために顎が上がる状態となります。
*原因・病態*
主な原因は筋力低下と考えられています。
人間は立っていても座っていても姿勢を正しく保持できるように筋肉が常に働いています。しかし、筋力が低下していると姿勢の保持ができなくなり、背骨の弯曲や骨盤の歪みが生じるようになります。
また、筋肉が固まって柔軟性が低下し、元の姿勢に戻りにくくなるのが特徴的です。
*円背の主な影響*
・立っているときに首が前に出る
・骨盤が後ろに傾く
・股関節や膝関節が曲がってしまう
・バランス能力の低下
・圧迫骨折のリスク増大
*予防と治療*
円背はストレッチや運動を行い背骨の正常な弯曲を獲得し、日常生活での姿勢を気をつけることで予防や改善を期待することができます。
今回は自宅でできるストレッチや運動を幾つか紹介させて頂きます。
◯ストレッチ
胸部の伸張性を高める効果+肩甲骨の動きを高める効果
①仰向けで寝る(仰向けが難しい場合は座って行いましょう)
②首の後ろで手を組む
③4秒間かけて、鼻から息を吸いながら肘を外側に広げていきます
(痛みのない程度で止めましょう)
④8秒間かけて、口から息を吐きながら肘を内側に狭めていきます
⑤ ①~④を5~10回程繰り返しましょう
◯運動
肩甲骨の動きを高める効果
①椅子に浅く腰掛け、出来るだけ良い姿勢になります
②手をグーにして手の甲を上に向けて両手を前に伸ばします
③胸を開きながら腕を横に開いていき肘を曲げながら肩甲骨を中心に寄せていきます
④肩甲骨を中心に寄せた状態で5秒程キープします
⑤ ①~④を5~10回程繰り返しましょう
※呼吸は止めないように!
骨盤の運動
①椅子に浅く腰掛け、出来るだけ良い姿勢になります
②骨盤を後に倒し、背中を丸めます
③骨盤を前に倒し、良い姿勢にします
④良い姿勢のまま5秒間保持します
⑤ ①~④を5~10回程繰り返しましょう
これらのストレッチや運動を朝、昼、晩の1日3回、毎日行うことが予防や改善に繋がるので理想的な姿勢を目指して無理しない程度で実践していきましょう!
理想的な姿勢
良くない姿勢
今回紹介させて頂いたストレッチや運動を実施し、円背の予防、改善に向けて頑張りましょう。
また当院では円背の方へのリハビリも行っており、患者様に合わせたリハビリや自宅で出来る運動、ストレッチの指導も行っております。
お悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは朝晩急に肌寒くなりました
この時期は寒暖差もありますので、体調管理には十分気を付けていきましょう
今回は生活習慣が大きく関わる高血圧についてお話ししたいと思います!
血圧が140/90mmHg以上が続くと高血圧と言われます
高血圧は40代以上の男性に多い生活習慣病ですが、20代・30代の方や女性の方にも十分起こる可能性があります!
20代、30代の高血圧は、病気が原因の高血圧(二次性高血圧)やストレスが原因の高血圧が多く、発見が遅れやすいとも言われています。
高血圧と言われても、「具合は悪くないから」と様子見たり、自覚症状がないと放っておかれる方もいらっしゃるかもしれません…
では、高血圧を放っておくとこの先どうなるでしょうか?
高血圧のせいで、常に動脈へ高い圧力がかかっていると、動脈への負担が大きくなり、動脈硬化を引き起こしてしまいます。
そして、動脈硬化は脳卒中と呼ばれる脳出血・脳梗塞や心臓の血管が詰まる心筋梗塞が起こりやすくなります
さらに、高血圧や動脈硬化は腎臓への負担も増加させ、腎不全に至ることもあります。
当たり前だった日常生活が突然送れなくなるのです
このことから血圧の管理は動脈硬化や臓器障害の予防のために非常に重要なのです
若いうちから高血圧対策を
高血圧には頭痛、めまいなどの症状が現れることもありますが、自覚症状が全くない場合も珍しくありません。
血圧が高めと言われても放置していたら、知らないうちに進行して治療が必要になったというケースもあります。
高血圧の予防対策には生活習慣の見直しが1番大切です
◎減塩対策
塩分の過剰摂取は血圧上昇に直結し、若い世代であっても塩分の過剰摂取が続けば高血圧を引き起こすことがあります。
ポイント
・外食を減らし、自炊を増やす
・加工品はなるべく使わないようにする
・減塩タイプの調味料を選ぶ
・麺類のスープは飲まない
◎肥満・メタボリックシンドローム対策
肥満の方全てが高血圧になるわけではありませんが、普通体重の人と比べて2~3倍程度高血圧になりやすいと言われています。
ポイント
・偏った食事を控えバランスよく食べる
・適度な運動、筋トレで筋肉量を増やし、基礎代謝を高め、太りにくい体へ
・腹囲を定期的に計測する
◎飲酒による高血圧対策
継続的な飲酒は高血圧の原因となります。
ポイント
・週2日の休肝日を設ける
・脂っこいおつまみや塩分量に注意
◎ストレスや睡眠不足による高血圧対策
ストレスは血圧を上げる交感神経を活発にして血圧を上昇させます。また、睡眠不足や睡眠時間の乱れは自律神経の乱れにより高血圧を引き起こすとも考えられています。
ポイント
・適度な運動を習慣にする
・趣味や旅行などで気分転換する
・意識して笑うようにする
高血圧の治療
成人(高齢者も含めて)では130/80mmHg未満が目標です
高血圧による合併症を引き起こさないためにも、血圧が高めの方は生活習慣を見直し、塩分や体重コントロールに気を付けて頂き、それでも目標数値を上回るようであれば、医療機関の受診をおすすめします!
まつもと整形外科には専門医である内科医師(糖尿病専門医、循環器専門医、総合内科専門医)がいます
高血圧の患者様には薬の処方だけではなく、血圧を管理するための血圧手帳や栄養指導も行っています✐✨
当院の待合室にある自動血圧計 健太郎です‼
まずは自分の血圧を知ることが大切ですので、ぜひお試しください
WEB予約
https://www.489map.com/helios/A5090162/reserve
お電話から
📞0942-27-0755
診療担当
松本 千紗(糖尿病専門医)
専門分野:糖尿病(1型糖尿病・2型糖尿病)・脂質異常症・高血圧・生活習慣病全般
月曜日・水曜日
10:00~15:00(昼休みなし)
守谷 知香(循環器専門医 総合内科専門医)
専門分野:高血圧・狭心症・不整脈・心不全・生活習慣病全般
金曜日
9:00~13:00
14:30~17:30
※診察時間が整形外科と異なるのでご注意ください‼
※内科のみ初診予約をWEBもしくはお電話にて受け付けております
この度は台風14号による暴風と豪雨により被害に遭われた方々へは、謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
当院は幸いにも大きな被害は出ておらず、9月20日(火)より通常通り開院致します。
体調の悪い方、お怪我をされた方は、足元にお気をつけてご来院ください
まつもと整形外科