こんにちは。久留米市安武町にある「まつもと整形外科」院長の松本淳志です。
「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」をテーマにお届けしてきた院長ブログの3回連続シリーズも、今回がいよいよ最終回となります。
第1回では、痛みの原因や放置する危険性について、第2回では、エコーを用いた精密診断と、辛い夜間痛などを早期に鎮める注射や薬物治療についてお話ししました。
「注射と薬で痛みがすっかり良くなりました!先生、これで治療は終わりですよね?」 診察室でこのように聞かれることがよくあります。
たしかに、夜眠れないほどの激しい痛み(急性期の炎症)が治まると、完全に治ったように感じるかもしれません。
しかし、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の本当の戦いは「痛みが取れた後」にあります。
今回は、痛みが落ち着いた後に残る「関節の固さ」を取り除き、再発を防ぐための「専門的なリハビリテーション」について詳しく解説いたします。
目次
痛みが引いても「腕が上がらない」理由とは?
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、「急性期(痛みが強い)」「拘縮期(痛みが引き、関節が固まる)」「回復期(動きが良くなる)」という3つのステージをたどります。
注射や内服薬で炎症の火事を鎮火させた後、肩の関節には「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる状態が残ります。
これは、強い炎症によって関節を包む袋(関節包)が分厚く硬くなり、周囲の組織と癒着してしまっている状態です。
「痛みはないけれど、バンザイができない」
「背中に手が回らなくて、エプロンの紐が結べない」
「高いところにある洗濯物が干せない」
こうした日常生活の不便さは、この「拘縮」が原因です。
一度癒着してカチカチに固まってしまった関節は、放っておいて自然に元の柔らかさに戻ることはほとんどありません。
無理に自己流のストレッチで伸ばそうとすると、再び組織を痛めて炎症をぶり返してしまう危険性もあります。
そこで必要になるのが、国家資格を有するリハビリ専門家である理学療法士や作業療法士による正しいリハビリテーション、専門性の高いリハビリテーションなのです。
当院の強み:九州最大規模のリハビリテーション体制
癒着した関節の動きを取り戻すためには、専門的な知識と技術を持ったプロフェッショナルによるサポートが不可欠です。
久留米市のまつもと整形外科では、患者様一人ひとりに合わせた質の高いリハビリを提供するため、九州のクリニックとしては最大規模となる圧倒的な体制を整えています。
当院のリハビリテーション部には現在、国家資格を持つ理学療法士(PT)や作業療法士(OT)、柔道整復師など、総勢約32名の専門スタッフが在籍しています。
また、230平方メートルという広大で開放的なリハビリ室を完備しており、充実した設備の中でリハビリに専念していただける環境が整っています。
女性の理学療法士も多数在籍しておりますので、「同性のスタッフに担当してほしい」といったご希望にも柔軟に対応することが可能です。

機械には代用できない!「人の手」によるこだわりの徒手療法
当院のリハビリの最大の特徴は、機械に頼りきりにならない、専門スタッフの「人の手」による「徒手療法(としゅりょうほう)」を重視している点です。
カチカチに固まった四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の関節をほぐすには、ただ力任せに引っ張れば良いというものではありません。肩甲骨の動き、背骨の柔軟性、周囲の筋肉の緊張状態などを理学療法士が直接手で触れて評価し、癒着している部分をミリ単位で的確に解きほぐしていきます。
機械では決して代用できない、この「手による繊細な感覚」こそが、痛みを伴わずに安全に関節の可動域(動く範囲)を広げていくための鍵となります。 「他院で電気を当てるだけで良くならなかった」という患者様が、当院のリハビリ(徒手療法)を受けて「こんなに肩が軽く動くようになるなんて!」と驚かれることも少なくありません。

国家資格を持つ理学療法士や作業療法士が在籍している医療機関であれば、症状に応じたリハビリテーションの提案も受けられます。
オーダーメイドの運動療法と再発予防のセルフケア
徒手療法で関節の動きを良くした後は、「運動療法」によって筋肉のバランスを整え、正しい肩の使い方を体に覚えさせていきます。 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)になる方は、猫背などの不良姿勢や、特定の筋肉だけを酷使する身体の使い方をしているケースが多く見られます。当院の理学療法士・作業療法士は、患者様のお仕事や生活習慣をしっかりとお伺いした上で、一人ひとりに最適なオーダーメイドの運動メニューをご提案します。
また、リハビリは週に1〜2回の通院だけでなく、ご自宅での毎日のケアが非常に重要です。「自宅でテレビを見ながらできる簡単なストレッチ」や「肩に負担をかけない姿勢の保ち方」など、具体的なセルフケアの方法も丁寧に指導させていただきます。これにより、症状の改善を早めるだけでなく、反対側の肩が将来五十肩になる「再発予防」にもつながります。
3回連載のまとめ
全3回にわたり、「四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)」について解説してまいりました。
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自己判断せず、正確な診断を受けること
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痛みが強い時は、適切な注射や薬で早期に炎症を鎮めること
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痛みが落ち着いたら、理学療法士・作業療法士による専門的なリハビリで拘縮を取り除くこと
この3つのステップを最適なタイミングで行うことが、辛い肩の痛みを根本から解決し、元の快適な日常生活を取り戻すための最短ルートです。
「腕が上がらない」「夜、肩が痛くて眠れない」とお悩みの方は、ぜひ一度、久留米市安武町のまつもと整形外科にご相談ください。最新の医療機器と、約80名のスタッフが、チーム一丸となってあなたの健康を全力でサポートいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
TELでのお問い合わせもお待ちしております!















