【久留米市の整形外科】しびれ・肩こりにお悩みの方へ、その症状は「胸郭出口症候群」かもしれません|久留米で整形外科診療を行う まつもと整形外科

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【久留米市の整形外科】しびれ・肩こりにお悩みの方へ、その症状は「胸郭出口症候群」かもしれません|久留米で整形外科診療を行う まつもと整形外科
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【久留米市の整形外科】しびれ・肩こりにお悩みの方へ、その症状は「胸郭出口症候群」かもしれません

【久留米市の整形外科】しびれ・肩こりにお悩みの方へ、その症状は「胸郭出口症候群」かもしれません

こんにちは。久留米市安武町にある「まつもと整形外科」院長の松本淳志です。

初夏を思わせるような日差しの暖かさを感じる日も増えてきましたね。
新しい生活や職場環境にも少しずつ慣れてきた頃かと思いますが、同時にこれまでの緊張や疲れが身体の不調として現れやすい時期でもあります。

当院の診察室でも、 「マッサージに行っても、肩こりが全く治らない」 「洗濯物を干すときや、電車のつり革につかまるときに腕や手がしびれる」 「腕が重だるく、手が冷たくなることが多い」、最近このようなお悩みで来院される方が増えています。

実はこれらの症状、単なる「肩こり」や「疲れ」ではなく、「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」という疾患が原因である可能性があります。
今回は、見逃されがちなこの疾患のメカニズムと、当院での診断・治療法について詳しく解説いたします。

胸郭出口症候群とは?神経と血管の「通り道」のトラブル

 

「胸郭(きょうかく)」とは、胸のまわりを取り囲んでいる骨格(肋骨や胸骨、背骨など)のことです。
そして、首から腕、指先へと向かう太い神経の束(腕神経叢)や血管(鎖骨下動脈・静脈)は、首の付け根から脇の下を通って腕へと抜けていきます。
この神経と血管の通り道のことを「胸郭出口」と呼びます。

胸郭出口はもともと非常に狭いトンネルのような構造になっており、以下の3つのポイントで神経や血管が締め付けられたり、圧迫されたりしやすいという特徴があります。

1.斜角筋(しゃかくきん)の間: 首の前側にある筋肉の隙間

2.肋鎖(ろくさ)間隙: 鎖骨と第1肋骨の間

3.小胸筋(しょうきょうきん)の下: 大胸筋の奥にある小胸筋と肋骨の間


これらの狭いスペースのどこかで神経や血管が圧迫されたり、引き伸ばされたりすることで、腕から手先にかけての「しびれ」「痛み」「重だるさ」「冷え」といった様々な不快な症状が引き起こされます。これが胸郭出口症候群の正体です。


胸郭出口症候群とは?神経と血管の「通り道」のトラブル

どんな人に起こりやすい?(なで肩の女性・デスクワーカーは要注意)

 

胸郭出口症候群は、体型や日常の姿勢が大きく影響するため、以下のような方に多く見られます。

  • なで肩の女性: もともと鎖骨の位置が低く、腕の重みで神経や血管が下に引っ張られやすいため、20代〜30代の女性に非常に多く発症します。

  • 長時間のデスクワークやスマホ操作をする方: 背中が丸まり、肩が内側に入る「巻き肩」や「ストレートネック」の姿勢が続くと、胸の前の筋肉(小胸筋など)がガチガチに緊張し、神経の通り道を狭めてしまいます。

  • 重い荷物をよく持つ方: 重いリュックサックを背負ったり、仕事で日常的に重いものを持ち上げたりする方も、鎖骨周辺に過度な負担がかかり発症しやすくなります。

  • 筋肉質で首が短い男性: 筋肉が発達しすぎていることで、首回りの神経の通り道(斜角筋の間)が狭くなり、圧迫を受けてしまうタイプもあります。

胸郭出口症候群の診断

 

  • 問診と理学所見: 腕を挙げた時にしびれるのか、下ろした時にしびれるのか等、症状の出る動作を確認します。その上で、特定の姿勢をとっていただき、手首の脈が弱くならないか、しびれが誘発されないかを確認するルーステスト、ライトテストなどを行います。

  • 画像診断: レントゲン検査を行い、首の骨の変形がないか、あるいは「頸肋(けいろく)」と呼ばれる生まれつきある余分な肋骨が神経を圧迫していないかを確認します。必要に応じて、近隣の総合病院と連携してMRI検査も行い、首の神経の異常(ヘルニアなど)を確実に除外します。

首の病気(頚椎椎間板ヘルニアなど)との鑑別が重要

 

腕や手のしびれを引き起こす病気として有名なものに「頚椎(首)の椎間板ヘルニア」や「頚椎症」があります。
これらの首の病気と胸郭出口症候群は症状が非常に似ているため、正確に見極める(鑑別する)ことが重要です。

まつもと整形外科の治療アプローチ:痛みの緩和とリハビリの融合

 

胸郭出口症候群の治療は、一部の重症例を除き、基本的には手術をしない「保存療法」が中心となります。当院では、辛い症状を速やかに取り除き、再発させないための専門的なアプローチを行っています。

1. 速やかな痛みの緩和(薬物療法) 

まずは辛い痛みやしびれを和らげるために、神経の炎症を抑えるお薬や血流を改善する飲み薬・湿布などを処方します。痛みが強く日常生活に支障が出ている場合は、神経の圧迫原因となっている首や胸の筋肉(斜角筋など)の過度な緊張をピンポイントで和らげるため、局所への注射治療(トリガーポイント注射など)を行うこともあります。

 

2. 理学療法士による根本的な姿勢改善とリハビリテーション 

お薬で一時的に症状が和らいでも、根本的な原因である「なで肩」や「巻き肩」などの不良姿勢を治さなければ、すぐに再発してしまいます。 当院には多数の理学療法士が在籍しており、患者さん一人ひとりの骨格や姿勢を細かく評価します。ガチガチに固まった首や胸の筋肉を徒手療法(手技)で丁寧にほぐし、逆に弱ってしまっている肩甲骨まわりの筋肉を鍛えるトレーニングをマンツーマンで指導します。正しい姿勢を身体に覚え込ませることが、胸郭出口症候群を克服する最大の鍵です。

なぜ整形外科での受診が必要なのか?

国家資格を持つ理学療法士や作業療法士が在籍している医療機関であれば、症状に応じたリハビリテーションの提案も受けられます。

 

最後に

 

「健康プロデュース企業」として、地域の皆様の健康を一生涯サポートします

 

まつもと整形外科グループは、一時的な痛みの治療で終わるのではなく、地域の皆様が一生涯を健康で豊かに過ごせるよう、身体の根本からトータルサポートを行う「健康プロデュース企業」を目指しています。

胸郭出口症候群は、まさに日常の姿勢や身体の使い方が引き起こす疾患です。
当院での正確な診断と治療、そして理学療法士と二人三脚で行うリハビリテーションを通じて、患者さんご自身が自分の身体と向き合い、根本から健康的な身体(正しい姿勢)へと作り変えていくプロセスを、私たちが全力でサポートいたします。

「長引く肩こりだと思っていたら、実は胸郭出口症候群だった」という方は少なくありません。
腕や手のしびれ、だるさでお困りの方は、ぜひ自己判断で放置せず、お早めに久留米市のまつもと整形外科にご相談ください。

皆様のご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

 
当院には国家資格を持つ理学療法士・作業療法士・柔道整復師が計32名在籍しています。
患者さま一人ひとりに合った専門性の高いリハビリメニューを提供させていただきます。
ご不明な点などありましたら、お気軽にご相談ください!
 

著者

院長
松本 淳志 Atsushi Matsumoto

経歴

  • 済生会福岡総合病院
  • 製鉄記念八幡病院
  • 福岡市民病院
  • 九州大学病院
  • 九州医療センター
  • 福岡赤十字病院
  • 済生会八幡総合病院
  • 福岡青洲会病院

資格・所属学会

  • 日本整形外科学会 専門医(日本専門医機構)
  • 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
  • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
  • 日本フットケア学会認定 フットケア指導士
  • インフェクションコントロールドクター
  • 身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由)
  • 難病指定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本整形外科学会
  • 日本感染症学会
  • 日本フットケア・足病医学会