本格的な梅雨を迎え、久留米市周辺でも連日雨が降り続いています。
この「梅雨の時期」は、一年の中でも特に交通事故が急増する非常に危険なシーズンであることをご存知でしょうか。
【執筆】
この記事は、福岡県久留米市安武町の「まつもと整形外科」院長 松本淳志(整形外科専門医)が執筆しています。
整形外科疾患、交通事故によるむちうちやケガの治療、リハビリテーションについて、医学的な見地から正しい情報をお届けします。
目次
はじめに
雨による視界不良や路面の滑りやすさが原因で、追突事故やスリップ事故が多発します。
まつもと整形外科の診察室にも、この時期になると「雨の日に追突されて首が痛い」「スリップした車にぶつけられて腰を痛めた」と、交通事故のケガで受診される患者さまが多く受診されます。
交通事故に遭った際、パニックになりながらスマートフォンで「久留米市 交通事故 病院」や「久留米市 交通事故 整形外科」と検索して、どこに行けば良いか迷われる方も多いはずです。
今回は、梅雨の時期における交通事故の恐るべき特徴と、気圧変動が引き起こす特有の症状、そして万が一事故に遭ってしまった場合にまず整形外科を受診すべき理由について、整形外科専門医が詳しく解説いたします。
梅雨の時期はなぜ交通事故が増えるのか?雨の日の事故の特徴
警察庁の統計などを見ても、雨の日の交通事故発生率は晴天時に比べて大幅に跳ね上がることがわかっています。
梅雨の時期になぜこれほどまでに交通事故が増加し、深刻なダメージを生み出すのか、その主な特徴を解説します。
1. 制動距離の増加による「不意打ちの追突事故」
雨の日の事故で圧倒的に多いのが「追突事故」です。
雨で濡れた路面ではタイヤの摩擦力が低下し、ブレーキを踏んでから車が完全に停止するまでの距離(制動距離)が、晴れの日の約1.5倍から2倍にも伸びてしまいます。
さらに、窓ガラスの曇りや対向車の水しぶきによって視界が悪くなるため、前の車のブレーキランプに気づくのが一瞬遅れます。
その結果、「ブレーキを踏んだのに止まりきれず、ノーブレーキに近い状態で追突してしまう」という事態が多発します。
ぶつけられた被害者は、身構える余裕がないまま強烈な衝撃を背後から受けるため、首が鞭(むち)のようにしなる「むち打ち(外傷性頸部症候群)」などの負いやすくなります。
2. ハイドロプレーニング現象によるコントロール喪失
水たまりのある道路をある程度のスピードで走ると、タイヤと路面の間に水の膜が入り込み、車が水上スキーのように滑ってハンドルやブレーキが全く効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こります。
これにより対向車線にはみ出したり、ガードレールに激突したりする大事故に発展する危険性が高くなります。
3. 傘やレインコートによる「死角の増加」と飛び出し
車を運転する側だけでなく、歩行者や自転車の状況も悪化します。
傘を深く差したりレインコートのフードを被ったりすることで、歩行者側の視界も極端に狭くなり、周囲の音が雨音でかき消されて車の接近に気づきにくくなります。
その結果、交差点での巻き込み事故や、予期せぬ飛び出しによる接触事故が増加する傾向にあります。

交通事故のケガを悪化させる「梅雨の時期特有の症状」
梅雨の時期に交通事故に遭うと、晴れの日の事故に比べて、お身体の症状が複雑化し、痛みが長引きやすいという医学的な特徴があります。
それは、事故の物理的なダメージに加えて、梅雨特有の気象条件が身体に悪影響を及ぼすからです。
気圧変動(低気圧)による激しい頭痛と「気象病」
梅雨の時期は、低気圧が連続して通過するため気圧が大きく変動します。
私たちの耳の奥にある「内耳(ないじ)」というセンサーがこの気圧の低下を敏感に察知すると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経の激しい乱れを引き起こします。
これにより、交通事故による「むち打ち」でダメージを受けた首の神経や筋肉の緊張がさらに強まり、「締め付けられるような激しい頭痛」「めまい」「耳鳴り」「吐き気」「全身の倦怠感」といった、いわゆる「気象病(天気痛)」の症状が事故のケガと合わさって襲ってきます。
高湿度と冷えが引き起こす血流悪化と神経痛
さらに、連日の雨による「高い湿度」と、濡れたことによる「身体の冷え(または過度な冷房)」は、全身の血流を著しく悪化させます。
血流が悪くなると、事故で損傷した組織に溜まった「発痛物質(痛みを起こす物質)」が体外へスムーズに排出されず、首や腰の鈍痛、手足のしびれ、神経痛がいつまでも長引いてしまう原因となります。
交通事故後、最初に受診する「病院」は「整形外科」が正解です
このように、梅雨の時期の交通事故は衝撃が強く、気圧変動による複雑な症状を伴うため、決して自己判断で放置してはいけません。
スマートフォンで「久留米市 交通事故 病院」と検索すると様々な情報が出てきますが、交通事故に遭った直後にまず受診すべき医療機関は「整形外科」です。
夜間や休日の事故で大怪我にあって、出血がひどい場合や命に関わるような重症の場合は、もちろん救急外来や総合病院を受診してください。
しかし、「首が痛い」「腰に違和感がある」「軽い頭痛がする」といった「むち打ち」などの症状の場合、救急外来や総合病院ではレントゲンを撮って、骨に異常がないか確認して、湿布と痛み止めだけを出され、その日の診察が終わってしまう形になります。
救急外来はあくまで「緊急を要する処置」を応急的に行う場であり、交通事故によるむちうちなど筋肉や神経のダメージに対する細やかなケアや日々の継続的なリハビリテーションを行うには場ではありません。
そのため、命に別状がないケガであれば、平日の診療時間内に交通事故に実績のある整形外科クリニックを受診することが最も望ましい選択となります。
整形外科クリニックであれば、総合病院のような待ち時間を避けられるだけでなく、診断とその後の治療の提案まで一貫して行うことができます。
お薬の処方から、後遺症を残さないための継続的なリハビリテーションまでを、一つの場所でスムーズかつ定期的に行うことができます。
交通事故のケガを根本から治すためには、「痛みの正確な診断」から「回復に向けた丁寧なリハビリ」までを一貫して行える通いやすい環境が不可欠です。
まずはまつもと整形外科のような交通事故治療に精通した整形外科専門医のいる整形外科クリニックを受診することが、皆様のお身体を守り、一日も早い回復を目指すための確実な選択肢となります。
まつもと整形外科での交通事故治療と徹底したリハビリテーション
気圧変動による頭痛や、むち打ちの複雑な症状は、単に湿布を貼ったり痛み止めを飲んだりするだけでは根本的な解決になりません。
まつもと整形外科では、「健康をプロデュースする企業」として、後遺症を残さず、事故前の元気な日常生活に一日も早く戻っていただくための専門的な治療とリハビリテーションをご提供しています。
国家資格を持つ32名の専門スタッフによる徒手療法
まつもと整形外科には、国家資格を持つ理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・柔道整復師・鍼灸師が32名在籍しており、230平方メートルにおよぶ広々とした地域最大級のリハビリテーション室を完備しています。
交通事故の強い衝撃でガチガチに緊張し、梅雨の冷えで血流が滞ってしまった首や肩、腰の筋肉を、専門のセラピストが徒手療法(丁寧なマッサージ)でしっかりと揉みほぐします。
さらに、自律神経の乱れからくる頭痛やめまいに対しても、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドのリハビリを実施します。
夜20時までリハビリ可能!通いやすい環境
むち打ちの治療は継続が鍵となりますが、「仕事や学校があって日中は通えない」という方も多いはずです。
まつもと整形外科では、交通事故のリハビリテーションを夜20時まで受け付けております。
会社帰りやお仕事終わりの方でも、無理なく治療を継続していただける環境が整っています。

治療費や慰謝料、自賠責保険について
交通事故の被害者となった場合、治療にかかる費用が心配になる方もいらっしゃるでしょう。
原則として、交通事故のケガの治療には「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」や任意保険が適用されます。
そのため、患者さまご自身の窓口負担(自己負担)は実質「0円」で、必要な検査や治療、リハビリテーションをしっかりと受けることができます。
また、通院日数に応じた「慰謝料」や、通院にかかった交通費、お仕事を休まれた際の「休業損害」なども正当に補償されます。
面倒な保険会社とのやり取りにつきましても、まつもと整形外科がしっかりとサポートいたしますので、費用の心配をすることなく、ご自身の治療に専念してください。
まとめ:梅雨の交通事故は放置せず、お早めに整形外科へ
梅雨の時期の交通事故は、天候の悪さや気圧の変動も相まって、お身体に想像以上のダメージと長引く痛みを引き起こします。
「少しぶつかっただけだから」「今は痛くないから」と自己判断せず、少しでも違和感を感じたら、どうぞお早めにまつもと整形外科へご相談ください。
久留米市周辺で事故に遭われた皆様の健康と安心を、全力でサポートいたします。
よくある質問
Q1. 雨の日に軽い追突事故に遭いました。首に違和感があります、病院や整形外科を受診した方が良いですか?
A1. はい、お早めにまつもと整形外科を受診してください。
数日経ってから急に首の痛み(むち打ち)や頭痛、吐き気が現れることが非常に多いです。
受診が遅れると事故とケガの因果関係が証明できず、後から自賠責保険が適用されなくなるリスクもあるため、まずは医師の診察を受けることが重要です。
Q2. 交通事故のケガだけでなく、梅雨に入ってからひどい頭痛やめまいがします。これも診てもらえますか?
A2. はい、もちろん可能です。
むち打ちによって首の神経がダメージを受けた状態で、梅雨特有の「低気圧(気圧の変動)」が重なると、自律神経が大きく乱れて激しい頭痛やめまい(気象病)を引き起こします。
まつもと整形外科では、一般的な痛み止めの処方に加えて、気圧変動による頭痛やめまい、自律神経の乱れに効果的な「漢方薬」の処方も行っております。
患者さまの体質に合わせたお薬(漢方薬など)による内側からのケアと、専門の理学療法士・作業療法士によるリハビリテーションで外側から筋肉の緊張をほぐすケアを組み合わせることで、つらい症状を総合的にサポートいたします。
Q3.事故直後に救急の病院(総合病院)を受診したのですが、その後の治療やリハビリを久留米市のまつもと整形外科で続けることはできますか?
A3. はい、もちろん可能です。
初期の検査は救急外来で行い、その後のきめ細やかなリハビリやお薬の処方は、夜20時まで通えるまつもと整形外科へ移って継続される患者さまが非常に多くいらっしゃいます。
保険会社とのやり取りもサポートいたしますので、安心してご来院ください。
【お問い合わせ·ご予約はこちら】
お電話:0942-27-0755
(平日:9~13時、14時30分~18時 / 土曜:9時~13時)
駐車場:69台完備
【初診の方へ】交通事故治療を受けられる方はネット予約が可能です(24時間受付中)
【関連ブログ】
















