高齢者に多い圧迫骨折について。

福岡県久留米市安武町にある「まつもと整形外科」です

こんにちは

作業療法士の森下です

みなさん、「圧迫骨折」という言葉を聞いたことはありませんか

正常な背骨では高所からの転落など大きな力が加わることで起こる骨折ですが、加齢とともに骨がもろくなると転倒や尻もちをつくなどの軽微な衝撃で骨折することがあります。

以前「高齢者に多い転倒と骨折」についてお話しましたが、今回は「圧迫骨折」に焦点を当てお話ししたいと思います

「圧迫骨折」とは?

上下方向からの力が加わって生じる背骨の骨折を言います。

高齢者の圧迫骨折は特に閉経後の女性に多く、加齢とともに骨密度が低くなり骨がもろくなる骨粗鬆症ことが大きく関係しています

  

~どんな症状が出るの?~

・寝返りや起き上がり時の激痛

・背中が丸くなった

・背が縮んだ

・動作がぎこちない

~検査方法~

・レントゲン検査やMRI検査で判定ができます。

 当院ではレントゲン検査が可能です!!

~治療~

①保存療法

できるだけ安静を保ち、圧迫骨折の部分をコルセットやギプスで固定します。

コルセットは患者様の体型や背骨のカーブに合わせたものを医療機関で作成します。

23ヶ月継続して装着することで、約80%の患者様が圧迫骨折をした部分の結合が見られ痛みも軽くなります。

まつもと整形外科装具外来についてはこちら👇

https://m-seikei.net/examination/examination06/

②手術療法

23か月保存的治療を続けても骨が結合せず痛みが続く場合は手術を検討します。

最近では椎体形成術のひとつ、バルーン・カイフォプラスティー(BKP)が行われます。

③リハビリ

医師の指示のもと、患者様の痛みや骨折の状況を見ながら理学療法士・作業療法士が行います。

転倒しないようにバランス感覚を鍛えたり、下半身の筋トレが重要になります。

ここで!!腰の負担を減らすためのお腹と太もものトレーニングをご紹介したいと思います🥰🥰🥰

~お腹と太もものトレーニング~

①背もたれに背中を付けないように浅く椅子に座ります。

②背筋をまっすぐ伸ばします。

③太ももを左右交互に上げます。

※背中が丸くならない程度、痛みの無い範囲で足をあげましょう。

 10回×3セット

                 

~骨折の予後と予防~

【予後】

骨折が治ると体を動かす時の痛みは緩和します。しかし、コルセットを外したばかりのときは疲れやすいので、長時間座っていたり、台所仕事をしたりしていると腰が痛くなってきます。背中の筋力が弱っているために、筋肉が疲れやすくなっているのです。

【予防】

予防としては食事と適度な運動が大切です。

〇食事

カルシウム(牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品)

ビタミンD (サケやイワシなどの小魚や椎茸、キクラゲなどのキノコ類)

ビタミンK (小松菜やほうれん草などの野菜や納豆、海藻、鳥もも肉)

などの骨を丈夫にする食事を摂るように心がけましょう

〇運動

 ウォーキングであれば130分から1時間程度を目安に無理のない範囲での継続を心がけましょう。

当院では、人の手による「リハビリ」と機械を使った「物理療法」で患者様の症状に応じた治療や訓練を実施しています。

また、圧迫骨折は骨粗鬆症が隠れていることが多いといわれています。

骨粗鬆症は痛みもなく簡単な検査でわかります。予約も出来ますのでスタッフにお気軽にご相談ください

「骨粗鬆症」について詳しくはこちらから👇👇

https://m-seikei.net/examination/examination02/

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予防が大切!!高齢者に多い転倒と骨折

2024年01月12日