ヒートショックと予防について。

久留米市安武町にある「まつもと整形外科」


こんにちは😊
理学療法士の葭原です🥰🥰🥰

12月に入り、本格的な寒さを迎えましたね⛄
皆さんヒートショックという言葉を聞いたことはありませんか

 

ヒートショックとは?

暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度変化により血圧が上下に大きく変動することによって心筋梗塞や脳卒中が引き起こされることをヒートショックといいます。

 

(症状)

めまい、吐き気、頭痛、倦怠感、動悸など

 

ヒートショックは特に入浴の際に起こりやすいとされており、入浴中の事故は年間の約80%を占めているといわれています。(11月から4月の冬季)

 

     

 

入浴中だけではなく、昨今は日中の寒暖差が激しく体温調節が難しくなっていますよね😖💦

そこで、今回はヒートショックの予防(特に入浴における)についてお話をしたいと思います。

予防のポイント

入浴前に脱衣所や浴室を暖める
⚫温度の急激な変化を避けるため、入浴前には浴室や脱衣所を暖めましょう


    


②風呂の温度は40度以下、お湯につかる時間は10分を目安にする

③浴槽から急に立ち上がらないようにする
⚫急に立ち上がると血圧の変動が起きやすく、浴槽で倒れてしまう可能性があります。

 浴槽から出るときは手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がりましょう


④食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
⚫食後は、血圧が下がりすぎてしまう食後低血圧によって意識を失う恐れがあるので、食後すぐの入浴は避けましょう。
⚫飲酒後や体調の悪いとき、睡眠薬等の服用後の入浴は避けましょう

※水分補給は重要です!!

⑤入浴の前に同居者に一声かける
入浴時の死亡事故を防ぐには、早期発見が重要です。
⚫同居者は、入浴開始の時間を覚えておき、「時間が長い」、「音が全くしない」、「突然大きな音がした」など何か異常を感じたらためらわずに声をかけるようにしましょう

 

 

それでは、どのようにすれば心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクを減らすことができるのでしょうか!?

ご自分で行える、運動のポイントをご紹介致します

 

 

①有酸素運動

息を止めて(こらえて)行うような運動(無酸素運動)と比較して、有酸素運動が有効です!

ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などが含まれます

 

運動時間:1日に20〜60分程度がおすすめです!

この時10分×2回でも20分1回でも同様の効果が得られると言われています

そのため、1回に長時間行う必要はありません。

腰や膝に痛みをお持ちの方、息切れを伴う方は、必ず休憩をはさみながら運動を行いましょう!

 

②筋力トレーニング

筋力強化を行うことで代謝を向上させ、体重や血圧の管理に寄与します。

 

ご自宅でも行える運動を一つご紹介します!

 

~椅子からの立ち上がり運動~

 

5回1セットを目処に行いましょう

   

   

   

   

 

安全で快適な生活を送れるよう、日頃から温度差を少なくして過ごしていきましょう😊😊😊

当院は循環器内科専門医の外来も併設しております。

入浴後など日常生活の中で、めまいやふらつきなどの症状が気になられる方はお気軽にご相談ください🥰🥰🥰

 

循環器内科について詳しくはこちら👇👇👇

https://m-seikei.net/internalmedicine/internalmedicine02/

2023年12月22日