こんにちは、久留米市安武町「まつもと整形外科」理学療法士の野口です。
今回は前回に引き続き、松葉杖を使用した応用動作についてです。
トイレ動作について説明をさせてもらいます。
右足をついてはいけない怪我をした想定です。
<座る時>
①怪我をしてない側(左側)を便器に近づけて立つ
②松葉杖を怪我をした側(右手)にまとめて持つ
③空いている手でてすりを持つ
④怪我をしてない足(左足)を軸に体の向きを変える
⑤ゆっくり座る
⑥松葉杖を壁に立てかける
<立つ時>
①両手でてすりを持つ
②怪我をしてない足を軸に立ち上がる
③松葉杖をもつ
トイレでは、床が濡れていることがあり、松葉杖を持ったままで座ろうとすると滑って転倒しやすくなります。手すりなどしっかり固定されたところを持って安全に立ちしゃがみをしましょう。