久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは朝晩急に肌寒くなりました
この時期は寒暖差もありますので、体調管理には十分気を付けていきましょう
今回は生活習慣が大きく関わる高血圧についてお話ししたいと思います!
血圧が140/90mmHg以上が続くと高血圧と言われます
高血圧は40代以上の男性に多い生活習慣病ですが、20代・30代の方や女性の方にも十分起こる可能性があります!
20代、30代の高血圧は、病気が原因の高血圧(二次性高血圧)やストレスが原因の高血圧が多く、発見が遅れやすいとも言われています。
高血圧と言われても、「具合は悪くないから」と様子見たり、自覚症状がないと放っておかれる方もいらっしゃるかもしれません…
では、高血圧を放っておくとこの先どうなるでしょうか?
高血圧のせいで、常に動脈へ高い圧力がかかっていると、動脈への負担が大きくなり、動脈硬化を引き起こしてしまいます。
そして、動脈硬化は脳卒中と呼ばれる脳出血・脳梗塞や心臓の血管が詰まる心筋梗塞が起こりやすくなります
さらに、高血圧や動脈硬化は腎臓への負担も増加させ、腎不全に至ることもあります。
当たり前だった日常生活が突然送れなくなるのです
このことから血圧の管理は動脈硬化や臓器障害の予防のために非常に重要なのです
若いうちから高血圧対策を
高血圧には頭痛、めまいなどの症状が現れることもありますが、自覚症状が全くない場合も珍しくありません。
血圧が高めと言われても放置していたら、知らないうちに進行して治療が必要になったというケースもあります。
高血圧の予防対策には生活習慣の見直しが1番大切です
◎減塩対策
塩分の過剰摂取は血圧上昇に直結し、若い世代であっても塩分の過剰摂取が続けば高血圧を引き起こすことがあります。
ポイント
・外食を減らし、自炊を増やす
・加工品はなるべく使わないようにする
・減塩タイプの調味料を選ぶ
・麺類のスープは飲まない
◎肥満・メタボリックシンドローム対策
肥満の方全てが高血圧になるわけではありませんが、普通体重の人と比べて2~3倍程度高血圧になりやすいと言われています。
ポイント
・偏った食事を控えバランスよく食べる
・適度な運動、筋トレで筋肉量を増やし、基礎代謝を高め、太りにくい体へ
・腹囲を定期的に計測する
◎飲酒による高血圧対策
継続的な飲酒は高血圧の原因となります。
ポイント
・週2日の休肝日を設ける
・脂っこいおつまみや塩分量に注意
◎ストレスや睡眠不足による高血圧対策
ストレスは血圧を上げる交感神経を活発にして血圧を上昇させます。また、睡眠不足や睡眠時間の乱れは自律神経の乱れにより高血圧を引き起こすとも考えられています。
ポイント
・適度な運動を習慣にする
・趣味や旅行などで気分転換する
・意識して笑うようにする
高血圧の治療
成人(高齢者も含めて)では130/80mmHg未満が目標です
高血圧による合併症を引き起こさないためにも、血圧が高めの方は生活習慣を見直し、塩分や体重コントロールに気を付けて頂き、それでも目標数値を上回るようであれば、医療機関の受診をおすすめします!
まつもと整形外科には専門医である内科医師(糖尿病専門医、循環器専門医、総合内科専門医)がいます
高血圧の患者様には薬の処方だけではなく、血圧を管理するための血圧手帳や栄養指導も行っています✐✨
当院の待合室にある自動血圧計 健太郎です‼
まずは自分の血圧を知ることが大切ですので、ぜひお試しください
WEB予約
https://www.489map.com/helios/A5090162/reserve
お電話から
📞0942-27-0755
診療担当
松本 千紗(糖尿病専門医)
専門分野:糖尿病(1型糖尿病・2型糖尿病)・脂質異常症・高血圧・生活習慣病全般
月曜日・水曜日
10:00~15:00(昼休みなし)
守谷 知香(循環器専門医 総合内科専門医)
専門分野:高血圧・狭心症・不整脈・心不全・生活習慣病全般
金曜日
9:00~13:00
14:30~17:30
※診察時間が整形外科と異なるのでご注意ください‼
※内科のみ初診予約をWEBもしくはお電話にて受け付けております