四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)に悩んでいる方へ!
福岡県久留米市安武町にある「まつもと整形外科」

 

こんにちはまつもと整形外科の理学療法士です

今回は四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)に悩んでいる方必見!!!

『四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の全て』についてお話させていただきます

 

 
肩の痛みや可動範囲の制限に悩む、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因や症状、そして治療法や予防策を詳しく解説しています。まずは、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状、特徴をご紹介。また、加齢以外のリスク要因にも注目し、肩関節周囲炎という炎症から始まる状態を解説します。痛みが始まる初期症状や、慢性期の症状、夜間痛に悩む方にも対処法をご案内します。最後に、医療機関での診断方法と適切な治療法、予防策をまとめています。四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の痛みに負けず、正しい知識で上手に付き合いましょう。
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の謎に迫る:原因、症状、治療法

 
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は肩関節周囲の炎症が原因で、肩の痛みや可動制限などが主な症状です。四十肩・五十肩という名前は俗称であり、正式な病名ではありません。四十肩・五十肩の正式な病名は「肩関節周囲炎」と言います。原因には加齢、筋肉や腱の損傷、過度な運動や姿勢の悪さが挙げられます。治療法には、安静や消炎鎮痛薬内服、筋力向上を目指す運動や、リハビリテーションなどが有効です。また、予防のためには、日常生活やスポーツ中の負担を軽減する工夫が大切です。具体的には、適度な運動やストレッチ、正しい姿勢の維持などが重要です。
 
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因:加齢以外にもリスク要因がある!

 
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因は加齢だけではなく、運動不足や長時間の同じ姿勢、過度な運動、体のバランスの悪さなどがリスク要因として挙げられます。また、肩周辺の筋肉や腱の炎症、筋肉の緊張や血行不良なども症状を引き起こすことがあります。
 

肩の痛みの正体:炎症から始まる肩関節周囲炎とは

 
肩の痛みの正体である肩関節周囲炎は、炎症が肩関節の周りに広がり、腱や筋肉、神経などを圧迫することで痛みや運動制限が生じる状態です。治療のポイントは炎症を抑えることで、薬物療法や安静、適切な運動指導などが用いられます。早期治療が回復のカギとなり、予防には姿勢の改善や適度な運動が有効です。
 

肩関節痛の悩みを解決:四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の治療法と予防策

 
肩の痛みは多くの人が抱える悩みで、特に四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)では肩の痛みと可動域制限が生じます。四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は肩関節周辺の組織が炎症を起こし、肩や上腕に痛を感じたり、肩の可動制限が生じる病気です。これらの状態は日常生活に大きな支障をきたすため、早期に治療や予防策を講じることが重要です。治療法には、薬物療法や物理療法があり、症状に応じて適切な治療が行われます。また、肩痛の予防策としては筋肉や関節の柔軟性を維持するストレッチや運動が効果的です。さらに、正しい姿勢の維持や無理な動作を避けることも予防に役立ちます。
 
 
肩を痛がる女性
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状と診断:いつ病院に行くべきか

 
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状は、肩や腕に痛みが生じることが主であり、悪化すると就寝時にも痛み(夜間痛)が生じます。また、痛みが慢性化すると首や背中にも影響を及ぼすことがあります。症状が現れた場合、早期治療が効果的であるため、痛みが続く場合は病院に行くことが望ましいです。診断では、医師が患部の動きや痛みの程度を評価し、肩痛の原因が四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)であるか判断します。必要に応じて、医学的検査が行われることもあります。
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の始まり:初期症状を見逃すな!

 
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の初期症状は痛みが比較的軽いため、見逃されがちです。しかし、早期発見することで治療効果が高まるため、注意が必要です。初期症状としては、腕を上げる際の軽い痛みや肩のこり感があげられます。初期症状が現れた場合、筋肉のストレッチや運動を行い、関節周辺の血行を改善することで予防が可能です。また、適切な姿勢や負担のかからない動作を心がけることも大切です。
 

痛みのピーク:慢性期の症状と対処法

 
慢性期の症状は痛みがピークに達し、関節の可動範囲が制限されることが多いため、日常生活に支障をきたすことがあります。この状態は、炎症や筋肉緊張が慢性化しているために起こります。対処法として、筋肉の緊張を緩和するストレッチや適度な運動を行うことが効果的です。また、痛みの緩和や炎症の改善を目的とした療法を受けることも重要です。具体的な方法としては、軽いストレッチや筋肉をほぐすマッサージ、炎症を抑えるための冷却療法が考えられます。さらに、周囲の筋肉や組織の柔軟性を高めるために、首や背中、肩のストレッチやスポーツを行うことが有効でしょう。痛みが悪化する場合は無理をせず、安静にして回復を待ちましょう。慢性期を乗り越えるためには、痛みを我慢せず適切な治療を受けることが大切です。早期に改善に取り組むことで、より早く回復することが期待できます。
 
具体的なストレッチに関しては、以下のブログで紹介していますので、ぜひご覧ください!
 

症状が悪化する?夜間痛と寝方の工夫で楽に過ごそう

 
夜間痛は四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の特徴の一つで、寝る際に痛みが悪化し、睡眠の質が低下することがあります。この症状は、肩の周辺組織が緊張し、神経や血行に影響を与えるために発生します。夜間痛に対処するためには、寝方に工夫を凝らすことが効果的です。まず、患部に負担をかけない寝姿勢をとることが重要です。例えば、患側を上にして寝ることで肩へのプレッシャーが軽減されます。また、枕の高さを調整して首や肩に適度な高さを保つことが効果的です。さらに、リラックス効果のあるリラクゼーション法を取り入れることで、痛みが緩和されます。痛みが悪化する場合は、医療機関で適切な治療を受けることをお勧めします。医師と相談した上で、最適な治療法を選択しましょう。
 
 
就寝時に肩を痛がる男性
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の正確な診断:医療機関での検査方法

 
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の正確な診断は、整形外科を受診し、整形外科専門医の診察や検査を受けることが重要です。一般的には、問診や視診、触診などの基本的な検査が行われます。これらの検査で症状の程度や特徴を把握し、診断の確定につなげます。他に、肩の可動域や筋力を測定するための機能検査や、痛みの原因となる神経障害の有無を調べる神経学的検査も行われることがあります。また、肩関節のX線検査で変形の有無など評価を行います。診断を正確に行うことで、適切な治療法が選択され、早期の回復が期待できます。
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)のまとめ:痛みに負けず上手に付き合おう

 
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、痛みや可動制限などの症状に悩まされる疾患ですが、適切な治療と対処法を実践すれば、痛みに勝つことができます。痛みのピークを迎える慢性期や夜間痛の対処法、正確な診断法を知って、上手に付き合いましょう。そして、何か困ったことや症状があれば、遠慮せずに医療機関へ相談しましょう。あなたの痛みを抱えず、快適な生活を取り戻すために、今から始めていきませんか?
 
【参考文献】
・日本整形外科学会,五十肩(肩関節周囲炎)https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/frozen_shoulder.html
・日本理学療法士協会,肩関節周囲炎とは?https://www.japanpt.or.jp/activity/asset/pdf/handbook13.pdf
 
  •  
2024年06月21日