『腱鞘炎』と『腱鞘内注射』について。

久留米市安武町にある「まつもと整形外科」

こんにちは😁😁😁

看護師です😊

突然ですが、皆様は腱鞘炎になった事がありますか??

使い過ぎにより起こる事が多い腱鞘炎😖💦

日常生活にも支障をきたすほどの激痛時は特に辛いですよね😖😖😖💦💦💦

今回は、『腱鞘炎』と腱鞘炎の治療のひとつとして行う『腱鞘内注射』についてお話させていただきます😊😊😊

【腱鞘炎とは?】

図1のように、「腱」を包んでいるトンネルのようなものが「腱鞘」です。

この腱鞘が、何らかの原因で厚くなったり硬くなったりして、腱鞘を通る腱と腱鞘がこすれ合い、

炎症が起こって痛み腫れが現れます。これが、『腱鞘炎』です。

腱鞘炎の状態

腱鞘炎の状態

【図1】

【腱鞘炎が起こりやすい要因】

腱鞘炎が起こりやすい要因として以下のようなことが挙げられます。

手指や手首をよく使う

PC・スマホ操作、楽器の演奏、文字の書き過ぎ、手をよく使う仕事

・更年期以降の女性

・妊娠、出産期の女性

授乳中の女性(赤ちゃんの頭を支える為)

・糖尿病

・人工透析を受けている

・関節リウマチ

【腱鞘炎の治療】

・消炎鎮痛剤

・外用(湿布、塗り薬)

注射(炎症止め)

腱鞘炎に対して行う治療のひとつとして『腱鞘内注射』があり、炎症が生じる腱鞘内に注射を行うことで除痛を図ります。

ここからは、当院で行う『腱鞘内注射』についてお話させていただきます😊😊😊

当院の腱鞘内注射のPOINT★

エコーガイド下(超音波)で行います。

・針先を確認しながらの注射が可能であり、安全に行うことが出来ます。

・炎症の原因となっている腱にピンポイントで注射を行うため、高い効果が期待出来ます。

・ピンポイントで出来るため、授乳中の方も1/3の薬量で安心して除痛効果を期待出来ます。

エコーガイド  赤ちゃんを抱っこするお母さん

注射については医師と相談しながら行う必要がありますので、辛い痛みにお困りの方は一度ご相談くださいね😊😊😊

また、当院ホームページでも『ペイン外来』に関して記載しておりますので、ぜひチェックされてください✨✨✨

🍀ペイン外来についてはこちらから👇

https://m-seikei.net/examination/examination05/

2023年08月04日