みなさんは夏バテしていませんか?

こんにちは。久留米市安武町にあるまつもと整形外科の作業療法士の森下です!

 

今回ご紹介させていただくのは夏バテについてです。

 

みなさん、9月になってもまだ暑い日が続きますが、食欲が落ちたり、体調が悪くなることはありませんか?

「夏バテ」とは、夏季の高温・多湿に対応できずに生じる体の反応です。脱水や栄養不足、睡眠不足などの体の調子を整える自律神経の乱れが原因で起こります。

 

~こんな人は夏バテになりやすい~

・夜更かしする事が多い

夜更かしをしてしまうと自律神経のバランスが乱れ、睡眠の質に影響し、疲労回復しにくくなってしまいます。

対策:朝に太陽の光を浴びるとずれた体内時計がリセットされ自律神経のバランスが整っていきます。夜間に十分眠れなかった場合は、15分ほどの短い昼寝も疲労回復に効果的です。

 

・冷房を低い温度で設定している

暑い時に部屋の温度をいきなり低く設定していませんか?また、冷房の効いた部屋から暖かい場所に出た時、体の怠さを感じたことはありませんか?急激な温度変化が何度も起こると、体温調節担う自律神経のバランスが乱れやすくなり、疲労感に繋がります。

対策:外と室内の温度差が極端に大きくならないように設定温度を27~28℃をおすすめします。また、直接冷房の風が当たらないように羽織る物を用意するか、風向きを調節しましょう。

 

・運動不足

運動は体力をつける為だけでなく、自律神経のバランス調整や睡眠の質にも関与しています。運動不足になると、自律神経の乱れや睡眠の質の低下を招き、疲れやすく、夏バテの原因になります。

対策:適度な運動で体力を維持しましょう。例えば、エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を利用する、涼しい時間帯に1駅分歩くなど普段の生活の中でできる運動を行いましょう。運動することで体力の向上や良い睡眠の獲得、ダイエット効果など様々な効果があります。ただし、運動する時の服装や、水分補給(スポーツドリンク等)に気をつけましょう。

 

・食事の内容が偏りがち

暑さで食欲が落ちて肉や魚、野菜の摂取量が減ると、疲労回復に必要な栄養素が不足し、疲れやすくなります。

対策:疲労回復に必要な糖質を適度に摂取したうえで、タンパク質、ミネラル、ビタミンもしっかりとることが重要です。

 

○森下のおすすめのレシピ

・長芋ときゅうりの梅和え

長い芋、きゅうり、梅干しで作れる簡単なレシピです。

さっぱりした味付けで、食欲のない暑い日でもピッタリです!

 

・豚しゃぶのネギ塩だれ

豚肉、キャベツにんじん、ネギなどの野菜を使用しているので栄養バランスが気になる人にもおすすめです!

 

 

まつもと整形外科のリハビリテーションでは、自宅で簡単に行える運動指導、糖尿病内科では食生活の栄養指導を行なっています。

まだまだ暑い日が続きますが無理をせず乗り切っていきましょう!!

 

2022年09月01日