こんにちは
採用担当をしています請関です!
先日、理学療法士・作業療法士4校合同就職説明会に参加させて頂きました
様々な考えと目標を持ち、就職活動に真剣に取り組まれている学生さんたちとお話ができ、
貴重な時間となりました✨
施設見学、採用面接は随時行っておりますので、お気軽にお問合せください
お問い合わせ先
TEL:0942-27-0755
採用担当:請関(うけぜき)まで
よろしくお願いします
こんにちは!久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の仲です。
変形性膝関節症という疾患を聞いたことはありませんか?
今回は変形性膝関節症についてお話をしたいと思います。
<病態>
膝関節は、生活をするうえで必要不可欠な関節です。また、膝関節にはクッション作用があり日常生活上で起こる衝撃を吸収し、人体にかかる負荷を最小限にしてくれる働きをしています。
しかし、老化や閉経後のホルモンバランスの乱れなどから、関節の変形が起こることで膝に痛みを伴います。これを変形性膝関節症と言います。さらに、正座・あぐら・横座りなどで負荷がかかりやすい日本人の生活習慣と関係性が高く他の国に比べて日本人は変形性膝関節症になりやすいと言われています。
変形性膝関節症は、老化や機械的ストレス(日常生活などで負荷がかかる)などによって軟骨がすり減ってしまい骨同士が衝突し変形していくことで痛みが起ります。特に中年以降の肥満女性に多く起ります。また化膿性関節炎などに続発して起こることが多いです。
<症状>
痛みが出現する部位は、骨と骨の間の隙間や、その下に出現することが多いです。特に内側に痛みが生じ徐々に痛みが強くなります。運動する際に起こる運動時痛と体重をかける際に起こる荷重時痛が主症状です。関節を包み込む膜(滑膜)が炎症を起こすと、膝が腫れて水が溜り安静時にも痛みを起こします。
初めは、起床時や長時間座った状態から動き出す際、立つ、座る、階段の上り降り時に膝に痛みを伴います。また、歩き始めに痛みが出現し、歩いていると痛みがなくなるといった症状がでます。症状が進行すると、関節の変形が生じ強い痛みが起こり膝の曲げ伸ばしがしにくくなります。
<診断>
レントゲン(X線)画像や必要に応じてM R I画像にて診断を行います。その他には、実際に問診や触診を行い痛みの部位や強さなどを調べ、専用の角度計を用いて関節の角度を測り膝の外側が変形するX型、内側が変形するO型の識別を行います。
<治療>
症状が軽い場合
*痛み止め(内服薬)
*塗り薬・貼り薬等(外用薬)
*膝関節にヒアルロン酸の注射
症状が重度の場合…手術療法
*人工膝関節置換術(膝に人工の関節を入れる)最も一般的!
*変形した骨を切ることで変形を矯正する方法
*内視鏡を用いる手術療法
当院では、リハビリテーションや電気治療などの物理療法を行います。リハビリでは、硬くなった筋肉をほぐすことや関節周囲の筋力を強化する訓練、その他にも実際に歩き方などを観察し日常生活上での姿勢指導や動作指導、自宅での自主訓練等の指導を行い、疼痛軽減を図っています。
<予防と対策>
大切なのは、膝関節に負担を掛け過ぎないようにすることです。
また、太ももの前側を鍛えていただく筋力トレーニングや太ももの内側と裏側を伸ばしていただくストレッチ等も非常に効果的です。
そこで、自宅でできる簡単な運動を教えます。
<太ももの前側を鍛える運動>
①仰向けに寝た状態で足を伸ばす
②膝の下に枕を入れる
③床に押し付けるように膝に力を入れる
これを10秒間行う。
10秒×3回を朝・昼・晩行う
注意点
①体を反らさない
②膝を曲げない
③つま先をしっかりと上に向ける
<太ももの前側を鍛える運動>
別の方法
①椅子に座る
②鍛えたい方の足が床と平行に
なるように挙げる
③ゆっくりと下に降ろす
これを10回繰り返す
1日10回×3回行う
注意点
①体を後ろに反らさない
②床と平行になるようにしっかり挙げる
③勢いをつけて挙げない
<太ももの外側を鍛える運動>
①鍛えたい方を上にして横向きに寝る
②ゆっくりと上に挙げる
③ゆっくりと下に降ろす
これを10回繰り返す
1日10回×3回行う
注意点
①つま先を上に向けて挙げない
②体と一直線になるように挙げる
③挙げるのに5秒、降ろすのに5秒かけてゆっくり行う
その他にも当院では、皆様のお悩み・ご相談に全力でサポート致します。何かご不明な点、気になる方がいらっしゃいましたらご気軽にご相談下さい。
リハビリ助手で入職されました劉 凌大さんです
とてもまじめで勉強家の劉さんなので、業務もすぐ覚え、患者様にも丁寧に対応されています!
どうぞお気軽にお声かけ下さい
★氏名:劉 凌大
★趣味:サイクリング、ゲーム
★一言:患者様の立場や気持ちを十分考えて、礼儀正しく細かい心遣いを行えるようにしたいです!
こんにちは!久留米市安武町にある「まつもと整形外科」、理学療法士の宗です。
圧迫骨折という疾患を聞いたことはありませんか?高齢者が転倒した際骨折をすることがありますが、多くの割合を占める骨折の一つです。この圧迫骨折についてご紹介したいと思います。
◎圧迫骨折とは
脊椎に屈曲圧迫がかかることによる椎体骨折です。男性より女性のほうが発症率は高く、約2倍程度とされています。有病率は高齢者になるほど高くなります。
◎原因
脊椎の脆弱性が現れるため、加齢は要因の一つです。年齢に関わらず、転倒や、交通事故などの外傷といった、外部からの大きな外力によって骨折することがあります。また、骨粗鬆症も大きな要因となります。詳しくは、別の記事に詳細に記載していますので、ぜひご閲覧ください。(https://m-seikei.net/examination/examination02/)
◎症状
症状としては、腰部または背部周囲の強い体動時痛、体動困難がみられます。これは他の骨折でもあらわれますが、骨折部の叩打痛もみられます。まれにしびれなど、脊髄症状を呈することがあります。圧迫骨折は重症な場合や繰り返すことがあると、椎体の圧潰による脊柱後彎変形、いわゆる猫背を助長することがあり、これは姿勢に大きな影響を与えます。
◎コルセットの着け方
3か月を目安に着用していただく必要があります。着用方法については、別の記事でご紹介します。
◎日常生活での注意点
骨折後は骨折部への負担を軽減し、骨癒合を促進する必要があります。まずは、過度な前屈、回旋を避けましょう。例えば靴や靴下の着脱の場合です。前かがみになるのではなく、足をあげることで腰に負担をかけないようにしましょう。また、床に落ちたものを拾う場合なども注意が必要です。立位のまま前かがみになると、腰への負担が増大します。しゃがみ込むことで腰の動きを伴うことなくものを拾うことができます。日常生活のふとした動作を改善することで、腰部へのストレスは軽減することができます。不安な点がある場合は、遠慮なくスタッフへお尋ねください。
◎リハビリ
コルセットが納品される前は、運動にも注意が必要です。しかし、過度な安静は筋力低下を伴います。そのため廃用症候群の予防のために、体幹ではなく、上肢や下肢の運動を行いましょう。足関節の運動は浮腫を防ぐこともできるため重要です。
コルセット納品されたら、コルセットをつけた状態で運動を進めていきましょう。体幹の運動は、引き続き動作に注意が必要です。腹式呼吸など、体幹の動きを伴わない運動を行いましょう。また、疼痛を伴わない範囲での下肢運動やウォーキングなどを開始していきます。