【久留米市で痛風・尿酸値にお悩みの方へ】急な足の激痛!整形外科と内科の「ワンストップ診療」で根本解決を目指しましょう|久留米で整形外科診療を行う まつもと整形外科

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【久留米市で痛風・尿酸値にお悩みの方へ】急な足の激痛!整形外科と内科の「ワンストップ診療」で根本解決を目指しましょう|久留米で整形外科診療を行う まつもと整形外科
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【久留米市で痛風・尿酸値にお悩みの方へ】急な足の激痛!整形外科と内科の「ワンストップ診療」で根本解決を目指しましょう

こんにちは。久留米市安武町にある「まつもと整形外科」院長の松本です。

4月に入り、日中は汗ばむほどの暖かい日も増えてきましたね。
これからゴールデンウィーク、そして夏に向けて、屋外でのレジャーや冷たいビールが美味しい季節がやってきます。

しかし、この「暖かくなってくる時期」から夏場にかけて、当院の診察室に急増するご相談があります。
それは、ある日突然、足の親指の付け根などが赤く腫れ上がり、歩くことも困難になるほどの激痛に襲われる「痛風(つうふう)発作」です。

「風が吹くだけでも痛い」と言われるほど激しい痛みをもたらす痛風ですが、実は単なる関節の病気ではありません。
背景には「高尿酸血症」という生活習慣病が潜んでおり、放置すると全身の健康を脅かす恐ろしい疾患です。

今回は、これからの季節に痛風が増える理由と、まつもと整形外科グループだからこそ提供できる「整形外科と内科のワンストップ診療」による根本的な治療アプローチについてお話しします。

痛風発作はなぜ起こる?そのメカニズムと季節の関係

 

痛風発作の直接的な原因は、血液中の「尿酸」という物質が増えすぎた状態(高尿酸血症:尿酸値が7.0mg/dL以上)が続くことです。
血液に溶けきれなくなった尿酸は、やがてトゲトゲとした針状の「結晶」となり、足の親指の付け根や足首、膝などの関節に蓄積していきます。
この尿酸の結晶が関節内にはがれ落ちた際、身体の免疫細胞(白血球)がそれを「異物」とみなして激しく攻撃することで、猛烈な炎症と痛みが発生するのです。

【春から夏にかけて痛風発作が増える3つの理由】

 

  1. 発汗による体内の水分不足: 気温が上がって汗をかくと、体内の水分が失われ、血液中の尿酸の濃度が相対的に高まりやすくなります。
    気付かないうちに脱水になっており、血液中の尿酸値が上昇します。

  2. アルコール(特にビール)の摂取量増加: ビールには尿酸の元となる「プリン体」が多く含まれています。
    さらに、アルコールを分解する過程で体内で尿酸が作られやすくなり、同時に尿酸の排泄を妨げる作用もあります。

  3. 活動量の増加と疲労: 急激な無酸素運動や、レジャーによる過労・ストレスも、尿酸値を急上昇させる引き金となります。


    アルコール(特にビール)の摂取量増加

第1ステップ:「整形外科」で激痛をいち早く鎮める

 

もし、急に足の関節が赤く腫れて激痛に襲われたら、まずは私たち整形外科にご相談ください。
痛風発作の痛みは尋常ではなく、仕事や日常生活に大きな支障をきたします。

当院では、問診や血液検査、レントゲンだけでなく、必要に応じて関節穿刺を行って、関節液の検査で痛風発作、偽痛風発作、化膿性関節炎など類似した病気から正確に診断します。
痛風発作であることが確認できたら、まずは消炎鎮痛剤(NSAIDs)などを用いて、一刻も早く「痛みと炎症を鎮める」ための治療を行います。
また、同時にエコーガイド下に関節穿刺を行って関節液の検査だけではなく、関節内に直接的にステロイド注射を行いますので、劇的に痛みは軽減します。

しかし、患者さんの中には「痛みが引いたから治った」「もう病院に行かなくていいや」と自己判断してしまい、通院をやめてしまう方が非常に多くいらっしゃいます。

実は、ここからが「本当の治療」の始まりなのです。

第2ステップ:痛みが引いてからが本番!「高尿酸血症」の恐ろしさ

 

痛風発作の痛みは、あくまで「尿酸値が高すぎますよ」という身体からのSOSサインに過ぎません。
痛みが治まった後も、血液中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)を放置していると、関節内に再び結晶が溜まり、いずれ必ず痛風発作を再発します。
発作を繰り返すたびに、発作の間隔は短くなり、関節の変形を引き起こすこともあります。

さらに恐ろしいのは、尿酸の結晶が関節だけでなく、腎臓や尿路など全身の臓器にも沈着していくことです。

  • 腎機能障害(痛風腎): 腎臓の働きが悪くなり、最悪の場合は人工透析が必要になることもあります。

  • 尿路結石: 激しい腰や背中の痛みを伴う結石ができやすくなります。

  • 動脈硬化の進行: 高尿酸血症は、高血圧、脂質異常症、糖尿病といった他の生活習慣病を合併しやすい特徴があります。これらが重なることで血管がボロボロになり、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる重大な病気を引き起こすリスクが飛躍的に高まります。

つまり、痛風治療の本質は「目の前の痛みを取ること」ではなく、「尿酸値を適切にコントロールし、重大な合併症を防ぐこと」なのです。

まつもと整形外科の強み:整形外科×内科の「ワンストップ診療」

 

一般的な医療機関では、「関節が痛い時は整形外科」「尿酸値の治療や食事指導は内科」と、患者さんご自身で複数の病院を受診しなおさなければならないケースが多々あります。これが、治療から足が遠のいてしまう大きな原因の一つです。

まつもと整形外科では、地域の皆様の健康をプロデュースする企業として、この課題を解決するための「整形外科×内科のワンストップ診療」体制を整えています。

整形外科での治療によって痛みが落ち着いた後は、生活習慣病を専門とする内科へとシームレスに連携し、根本的な原因である高尿酸血症の治療へとスムーズに移行することが可能です。

痛みの治療(整形外科)から、全身の健康管理と予防(内科・生活習慣病外来)まで。一箇所で全てが完結するこの包括的なサポート体制こそが、患者さんが長く自分らしく生活できる「真の健康」を実現するための最大の強みです。

女性医師だからできること

 

最後に:健康診断で「尿酸値が高め」と言われた方へ

 

痛風発作は「ある日突然」やってきますが、高尿酸血症という病気は、何年もの生活習慣の積み重ねによって「静かに」進行しています。
もし、過去の健康診断で「尿酸値が高い(7.0mg/dL以上)」と指摘されたことがある方は、今は痛みがなくても、すでに身体の中には尿酸の結晶が溜まり始めている可能性が高いです。

「足の親指に違和感がある」「急に激痛に襲われた」という方はもちろん、「痛風発作を起こす前に尿酸値をなんとかしたい」「健康診断の結果が心配」という方も、ぜひ一度まつもと整形外科へご相談ください。

「痛みの治療」で終わらせず、皆様の10年後、20年後の健やかな生活を見据えて、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。
今年の春夏は、痛風の不安なく、心からレジャーや食事を楽しめる健康な身体を一緒に作っていきましょう!

著者

院長
松本 淳志 Atsushi Matsumoto

経歴

  • 済生会福岡総合病院
  • 製鉄記念八幡病院
  • 福岡市民病院
  • 九州大学病院
  • 九州医療センター
  • 福岡赤十字病院
  • 済生会八幡総合病院
  • 福岡青洲会病院

資格・所属学会

  • 日本整形外科学会 専門医(日本専門医機構)
  • 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
  • 日本整形外科学会認定 脊椎脊髄病医
  • 日本フットケア学会認定 フットケア指導士
  • インフェクションコントロールドクター
  • 身体障害者福祉法第15条指定医師(肢体不自由)
  • 難病指定医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本整形外科学会
  • 日本感染症学会
  • 日本フットケア・足病医学会