こんにちは!久留米市安武町にある「まつもと整形外科」の理学療法士の宗です。
みなさんは、「自分の骨は丈夫だろうか?」「骨粗鬆症にはなってないだろうか?」と不安になることはありませんか?
今回は、「FRAX」について紹介したいと思います。
※FRAX®は世界保健機関(WHO)の国際共同研究グループが作成したプログラムで、40歳以上を対象に、骨粗鬆症による骨折が向こう10年のうちに発生する確率を計算するものです。携帯1つでチェックすることができます。
英語での質問になるため、質問項目についてご紹介します。
1.年齢または生年月日
2.性別
3.体重(kg)
4.身長(cm)
5.過去に骨折したことがあるか
6.両親が太ももの付け根の骨折をしたことがあるか
7.現在の喫煙習慣があるか
8.ステロイド系の内服薬を使用しているか
9.関節リウマチと診断されたことがあるか
10.続発性骨粗鬆症と診断されたことがあるか
11.毎日3単位以上のアルコールを飲むか
例)ビール:コップ3杯以上、日本酒:1.5合以上
12.大腿骨頸部の骨密度(※空欄のままで構いません。)
以上を入力後、”Calculate”を選択すると、以下のような結果が表示されます。(数値は例です。)
Major osteoporotic ⇒ 主要な骨粗鬆症性骨折(大腿骨、上腕、橈骨、椎体の骨折)
Hip Fracture ⇒ 太ももの付け根の骨折
これらが10年以内に発生する確率を表しています。
この数値が15%以上の場合は、詳細な骨密度検査を行い、治療を開始することが推奨されています。
骨の状態は目に見えませんし、自覚症状はありません。ぜひ一度、自分の骨の状態についてチェックしてみましょう。
https://frax.shef.ac.uk/FRAX/tool.aspx?country=3
※外部サイトリンク
そして、当院での骨粗鬆症治療については別のページにて紹介していますので、ぜひご閲覧ください。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」
こんにちは先日の全体会議のご紹介です。
今回は、接遇委員会より『医療接遇について』の発表がありました。
お客様の満足度を重視とする一般接遇(サービス業)とは違い、
医療接遇では、患者様の不安や悩みに寄り添うことが最も重要と言われています。
患者様が話をしやすい雰囲気作りや、傾聴力の重要性、また接遇の5原則
(身だしなみ、あいさつ、表情、態度、言葉遣い)について学びました✨
また、一冊の本の紹介がありました📚
『言い方ひとつ』と言いますが、そこをどう意識するか、実行するかで受ける人の印象は全く違います。
この本では、患者様だけでなく、スタッフや家族、大切な人とのコミュニケーションにも役立つ
セリフ(言い換え)が紹介されています✨
よけいなひと言を好かれるセリフに変える言い換え図鑑 サンマーク出版
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=3801-9
当院では、医療接遇への継続的な勉強として、週に2回、全体で1ページずつ交代で発表していきます。
皆様が安心してご来院できるよう、または来てよかったと思っていただけるような
患者様に選ばれるクリニックを目指して頑張ります💪