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そもそも骨粗しょう症ってなに!?|久留米市の整形外科|まつもと整形外科

そもそも骨粗しょう症ってなに!?

よく耳にする「骨粗しょう症」ですが、そもそもどんな病気かご存知でしょうか?

 

まつもと整形外科は福岡県久留米市安武町にある、整形外科・リハビリテーション科・スポーツ整形外科のクリニックです!!

 

こんにちは!まつもと整形外科の骨粗鬆症マネージャー(看護師)の阿部です!

 


そもそも骨粗しょう症ってなに!?

~骨の健康を守るために知っておきたいこと~

 

「骨粗しょう症(こつそしょうしょう)」という言葉は、テレビや健康雑誌で耳にする機会も多いですが、実際にどんな病気なのか詳しく知っている方は意外と少ないです。



「年齢とともに骨が弱くなる病気でしょ?」というイメージは正しいのですが、骨粗しょう症は放置すると骨折による寝たきりや生活の質(QOL)の低下につながる、とても重要な病気です。



今回は、骨粗しょう症の仕組み・原因・症状・予防法までをご紹介します。

 



骨粗しょう症とは?

 

 

骨粗しょう症は、骨の中のカルシウムやコラーゲンなどの骨量が減少し、骨がスカスカになってしまう病気です。骨の強度が低下することで、わずかな衝撃でも骨折しやすくなるのが最大の特徴です。

 

 

骨の構造と役割

 

 

骨の内部にはスポンジ状の「骨梁(こつりょう)」という構造があり、この骨梁が密に張り巡らされることで強度を保っています。

また、骨は常に「骨代謝」というサイクルを繰り返しています。

 

    • 古くなった骨を壊す(破骨細胞の働き)

    • 新しい骨を作る(骨芽細胞の働き)



このバランスが崩れると、骨密度が低下して骨粗しょう症になります。

骨粗鬆症の骨

「骨代謝」が重要です

 

 

 

骨粗しょう症の主な原因


骨粗しょう症は一つの原因だけでなく、複数の要因が絡み合って発症します。


1. 加齢


年齢を重ねると骨代謝のスピードが落ち、骨密度が自然に低下します。特に女性は閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)が急減するため、骨吸収が進みやすくなります。


2. 栄養不足


カルシウム・ビタミンD・タンパク質の不足は骨の材料不足を招きます。特にビタミンDは腸でのカルシウム吸収を助ける重要な栄養素です。


3. 運動不足


骨は負荷がかかることで強くなります。運動不足になると骨への刺激が減り、骨密度が低下します。


4. 遺伝・体質


親が骨粗しょう症の場合、発症リスクが高くなる傾向があります。


5. 病気や薬の影響


糖尿病・リウマチ・甲状腺疾患や、ステロイド薬の長期使用は骨量減少の原因となります。



骨粗しょう症による骨折の怖さ


骨粗しょう症は痛みやしびれなどの症状が初期にはほとんどありません。そのため、「気づいたときには骨折していた」というケースが多いのです。


骨折しやすい部位


背骨(椎体骨折):少しの転倒や重い物を持っただけで骨折することも。



    • 手首(橈骨遠位端骨折)


    • 太ももの付け根(大腿骨頸部骨折):寝たきりになる原因の上位。



特に大腿骨頸部骨折は手術や長期入院が必要になり、その後の生活に大きく影響します。

 

 

骨粗しょう症の検査


骨粗しょう症かどうかを調べるには、骨密度測定が必要です。


骨密度測定(DXA法)


腰の骨や股関節でX線を使って骨密度を測定します。若い健康な人の平均値(YAM値)と比較し、%で表示されます。



    • 80%以上:正常


    • 70~80%未満:骨量減少(予備軍)


    • 70%未満:骨粗しょう症



その他の検査



    • 血液検査(カルシウム、ビタミンD濃度)


    • 骨代謝マーカーの測定




治療と予防の基本


骨粗しょう症は、予防が最も大切な病気です。すでに骨密度が低下している場合でも、進行を遅らせたり骨折リスクを減らすことは可能です。


1. 栄養管理



    • カルシウム:牛乳・ヨーグルト・小魚・小松菜


    • ビタミンD:鮭・サンマ・キノコ類、日光浴


    • タンパク質:肉・魚・卵・大豆製品



2. 運動



    • ウォーキングや軽いジョギング


    • 筋トレ(特に下肢・体幹)


    • バランス運動(転倒予防)



3. 薬物療法


骨吸収抑制薬(ビスフォスフォネートなど)、骨形成促進薬、ビタミンD製剤などが使われます。

 

緑黄色野菜

予防が最も大切な病気です

 

当院でできること


まつもと整形外科では、骨密度測定(DXA法)や血液検査による詳細評価が可能です。結果に応じて生活習慣指導から薬物療法まで一貫したサポートを行っています。

また、理学療法士・作業療法士による転倒予防トレーニング骨粗しょう症体操も実施しており、日常生活に取り入れやすい運動を提案しています。



まとめ


骨粗しょう症は「歳をとったら仕方ない病気」ではありません。早期発見・早期対策によって、骨折を防ぎ、健康寿命を延ばすことができます。

「まだ元気だから大丈夫」と思っていても、知らないうちに骨密度は低下していることもあります。

気になる方は、ぜひ一度骨密度測定を受けてみましょう。


あなたの骨の健康は、今日から守れます。



まつもと整形外科には骨粗鬆症マネージャーが5名在籍しています!

当院で行っている骨粗しょう症検査・治療については以下のページで詳しくご紹介しています!ぜひご覧ください☆


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骨粗しょう症検査と治療のご紹介



【参考文献】

・骨粗鬆症財団,骨粗鬆症の検査https://www.jpof.or.jp/osteoporosis/inspection_treatment/tabid255.html



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