BLOG
骨折について〜骨密度検査装置(DEXA)〜

あけましておめでとうございます!久留米市安武町「まつもと整形外科」の理学療法士の清谷です!

今年もよろしくお願いします!

 

さて、今回は「骨折」についてです。

 

骨折とは 

骨に何らかの力が加わり、その力が骨の強さよりも大きい時に連続性が断たれる(折れる)ことを言います。

 

骨折が起こる原因

・  外傷性骨折・・・正常な骨に強い力が加わって起こる骨折

・  病的骨折・・・骨粗鬆症、腫瘍(転移性を含む)などにより骨の強さが低下し、通常では骨折が生じないような軽い力でも生じる骨折

・  疲労骨折・・・健常は骨の同じ部分に小さな力が繰り返しかかることで生じる骨折

※高齢者に多い腰の圧迫骨折は骨粗鬆症が大きく関係しています。

当院ではDEXA法(Dual-energy X-ray absorptiometry)による骨密度測定装置を導入して、骨密度検査を行っています。

 

骨折ってどのようにして治っていくの? 

①   骨折直後に損傷に伴う出血があり、血腫が作られる

②   壊死した組織は吸収されて毛細血管が新たに作られ、血腫内に肉芽組織を作る

③   仮の骨が作られ、徐々に内部の修復を実施していく

④   弱い仮骨は骨の吸収・形成を繰り返し、形を整えていく

⑤   骨折以前のように再形成される

 

骨は数日や数週間では完全に治ったとは言えません。しっかり骨が治癒していないと偽関節などにつながってしまう恐れもあります。

 

偽関節とは?

6ヶ月以上たっても骨がくっつかないものや骨がつながっていないのに骨の癒合過程が終了してしまったものを言います。

関節ではないのにグラグラと動き、また痛みが引かない状態となってしまいます。

主な原因としては不十分な固定、仮骨ができていないのに動かしすぎてしまった、血行不良や栄養障害などです

 

骨折は一定期間固定し、仮骨ができてきた段階で少しずつ関節を動かす、筋力訓練などのリハビリテーションを進めていきます。

 

 

当院では他に物理療法を行いながら患者様の症状に応じた治療・訓練提案を実施しています。

お困りなことがあれば気軽にご相談ください

 

2023年01月16日
骨折はどうやって起きるの?

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

 

久留米市安武町「まつもと整形外科」、理学療法士の清谷です。

 

さて、今回は「骨折」についてです。

 

○骨折とは

骨に何らかの力が加わり、その力が骨の強さよりも大きい時に連続性が断たれる(折れる)ことを言います。

 

○骨折が起こる原因

・  外傷性骨折・・・正常な骨に強い力が加わって起こる骨折

・  病的骨折・・・骨粗鬆症、腫瘍(転移性を含む)などにより骨の強さが低下し、通常では骨折が生じないような軽い力でも生じる骨折

・  疲労骨折・・・健常な骨の同じ部分に小さな力が繰り返しかかることで生じる骨折

※高齢者に多い腰の圧迫骨折は骨粗鬆症が大きく関係しています。

当院では最新のDEXA法(Dual-energy X-ray absorptiometry)による骨密度測定装置を導入して、骨密度検査を行っています。

※当院には骨粗鬆症マネージャーが在籍しております。⇨骨粗鬆症マネージャーの紹介はこちら!

 

○骨折ってどのようにして治っていくの?

 

①   骨折直後に損傷に伴う出血があり、血腫が作られる

②   壊死した組織は吸収されて毛細血管が新たに作られ、血腫内に肉芽組織を作る

③   仮の骨が作られ、徐々に内部の修復を実施していく

④   弱い仮骨は骨の吸収・形成を繰り返し、形を整えていく

⑤   骨折以前のように再形成される

 

骨は数日や数週間では完全に治ったとは言えません。しっかり骨が治癒していないと偽関節などにつながってしまう恐れもあります。

 

○偽関節とは?

6ヶ月以上たっても骨がくっつかないものや骨がつながっていないのに骨の癒合過程が終了してしまったものを言います。

関節ではないのにグラグラと動き、また痛みが引かない状態となってしまいます。

主な原因としては不十分な固定、仮骨ができていないのに動かしすぎてしまった、血行不良や栄養障害などです。

 

骨折は一定期間固定し、仮骨ができてきた段階で少しずつ関節を動かす、筋力訓練などのリハビリテーションを進めていきます。 

 

当院では他に物理療法を行いながら患者様の症状に応じた治療・訓練を提案を実施しています。

お困りなことがあれば気軽にご相談ください。

 

骨粗鬆症で生じやすい脊椎圧迫骨折の記事はこちら!

2023年01月16日