シンスプリント|久留米市の整形外科・リハビリテーション科|まつもと整形外科

シンスプリント SHINSPLINTS

シンスプリント|久留米市の整形外科・リハビリテーション科|まつもと整形外科

シンスプリントは、主にランニングなどの運動時に脛骨周辺の筋肉や筋膜が炎症を起こすことによって生じます。

原因


その原因は複数存在し、適切なケアを行うことが重要です。

不適切な靴の使用


適切なサポートやクッションが無い靴で運動を行うことで、足や脚に負担がかかることがあります。

過度の運動負荷


急激な運動量の増加や、休憩が十分でない状態での高負荷の練習が続けられると、筋肉や靱帯に過度のストレスがかかります。

筋力や柔軟性の不足


下腿部の筋肉が弱い場合や、柔軟性が不足していると、シンスプリントが発生しやすくなります。

足の構造や歩行パターンの問題


扁平足や高アーチ、内反足などの足の構造や、歩行時のズレが引き金となることもあります。
これらの原因を把握し、適切な改善策を実行することで、シンスプリントを予防や治療に繋げることができます。

症状

脛骨周辺の痛み


シンスプリントの主な症状は、脛骨(シン)の周囲に生じる痛みです。運動中に痛みが始まり、休息すると一時的に軽減されます。

部位別の痛み


痛みは通常、脛骨の内側中ほどに現れることが最も一般的です。しかし、外側や下部にも痛みが現れることがあります。

痛みの程度


シンスプリントの痛みは、個々の状況や運動の強度によって異なります。軽度の症状から、歩行や日常活動に影響を及ぼすほどの激しい痛みまで幅広く表れます。
これらの症状に気付いた場合、適切な対処法を取ることが重要です。痛みを無視し続けると、より深刻な障害につながる可能性があります。

リハビリ


長期にわたる不適切な負荷や急激な運動量の増加が原因となることが多いです。シンスプリントのリハビリは、痛みが治まるまで根気よく続けることが大切です。いきなり運動量を増やさず、徐々に負荷をかけていきましょう。

寒冷治療(アイシング)


炎症を抑えるために、脛骨周辺の筋肉に氷を当てて冷却することが効果的です。運動後すぐに行うことが望ましいです。

ストレッチ


ふくらはぎやアキレス腱のストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減することができます。運動前後に実施しましょう。

筋力トレーニング


脛骨周辺の筋肉を強化することで、負担を減らし、再発防止につながります。トレーニングは無理のない範囲で行いましょう。

マッサージ


筋肉の柔軟性を高めるために、セルフマッサージやフォームローラーを使用したマッサージが有効です。痛みのない程度に行いましょう。

適切な靴の使用


シューズが合わない場合、シンスプリントの原因となります。足の形や走り方に合った靴を選んで使用しましょう。