骨粗しょう症の原因とリスク要因 ― 放っておくと危険!|久留米で整形外科診療を行う まつもと整形外科

スタッフブログ BLOG

骨粗しょう症の原因とリスク要因 ― 放っておくと危険!|久留米で整形外科診療を行う まつもと整形外科
  1. Home
  2. >
  3. スタッフブログ
  4. >
  5. 骨粗しょう症
  6. >
  7. 骨粗しょう症の原因とリスク要因 ― 放っておくと危険!

骨粗しょう症の原因とリスク要因 ― 放っておくと危険!

こんにちは

久留米市安武町にある整形外科クリニック まつもと整形外科の骨粗鬆症マネージャー・理学療法士の陶山です!

骨粗しょう症の原因とリスク要因 放っておくと危険!あなたも当てはまるかも?

「骨粗しょう症(こつそしょうしょう)」は、日本で1300万人もの方が悩んでいると言われる病気です。骨がスカスカになって折れやすくなることで、転倒やちょっとした衝撃が大きな骨折につながり、寝たきりや介護が必要になる大きな原因になります。

しかし、この病気の厄介なところは 初期にはほとんど自覚症状がない という点です。
「背中が少し丸くなってきた」「最近、身長が縮んだ気がする」といった変化が現れるころには、すでに骨量が大きく低下している場合もあります。

では、なぜ骨粗しょう症は起こるのでしょうか?今回は 原因とリスク要因 にしぼって解説します。ご自身やご家族が当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてください。

 

骨粗しょう症の主な原因

加齢

 

年齢を重ねるにつれて骨を作るスピードは落ち、逆に骨を壊すスピードが速まります。その結果、骨の量が徐々に減っていきます。

特に女性は50歳前後の閉経をきっかけに骨密度が急激に下がるため、加齢とともに骨粗しょう症のリスクが一気に高まります。男性も高齢になると骨量が低下し、発症することがあります。

 

ホルモンの変化

 

骨を守る重要な役割を果たしているのが、女性ホルモン「エストロゲン」です。
エストロゲンは骨の代謝を整え、骨を壊す細胞の働きを抑えてくれます。しかし閉経を迎えると、このエストロゲンが急激に減少してしまうのです。

その結果、骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨密度が一気に低下してしまいます。男性も加齢とともに男性ホルモンが減少するため、骨の質が落ちていきます。

 

 栄養不足

 

骨の材料が不足すれば、当然骨はもろくなっていきます。特に不足しやすいのは次の3つです。

  • カルシウム不足:牛乳やチーズ、小魚に含まれるカルシウムは骨の基礎。慢性的に不足すると骨の量が減ります。
  • ビタミンD不足:カルシウムを体内に取り込みやすくする栄養素。日光浴不足や食生活の偏りが原因になります。
  • ビタミンK不足:骨にカルシウムを定着させる働きを持つ栄養素。緑黄色野菜や納豆に多く含まれます。

特に高齢者では、食欲の低下や噛む力の衰えから食事量が減り、気づかないうちに栄養不足に陥ることがあります。

 

運動不足

 

骨は「刺激」を受けることで強くなります。適度な負荷をかける運動をすることで骨が作られるのですが、運動不足だと骨への刺激が足りず、弱くなってしまいます。

さらに、筋肉が衰えることで転倒しやすくなり、骨折のリスクが高まります。つまり、運動不足は骨の量と質の両方に悪影響を及ぼします。

 

遺伝的要因

 

親や祖父母に骨粗しょう症や骨折歴がある場合、自分も発症するリスクが高いといわれています。特に母親が骨粗しょう症だった場合は注意が必要です。

遺伝は変えられませんが、生活習慣を整えることである程度リスクを下げることは可能です。

骨粗しょう症になっている脊椎

原因には様々な要素があります

 

骨粗しょう症のリスクを高める生活習慣

喫煙

 

タバコに含まれるニコチンは骨を壊す細胞(破骨細胞)の働きを強め、骨を弱くします。さらに血流を悪化させ、骨への栄養供給を妨げるため、喫煙は大きなリスク要因です。

 

過度の飲酒

 

アルコールはカルシウムの吸収を妨げるだけでなく、骨を作る細胞の働きも弱めてしまいます。さらに転倒リスクも高まるため、飲酒量が多い方は要注意です。

 

偏った食生活・極端なダイエット

 

若い女性でも、過度な食事制限やダイエットによって骨量が減少することがあります。特に思春期や若い時期に無理なダイエットをすると、将来の骨粗鬆症リスクが高まります。

 

日光不足

 

ビタミンDは皮膚が日光に当たることで作られます。外出が少ない方や日焼け止めを常用している方は不足しがちです。115分程度の軽い日光浴でも効果があります。

 

快晴

日光浴も重要です

 

骨粗しょう症になりやすい人チェックリスト

以下の項目にどれだけ当てはまるか、ぜひ確認してみてください。

  • 50歳以上である
  • 閉経を迎えた
  • やせ型の体型(BMIが低い)
  • 運動習慣がほとんどない
  • 牛乳や小魚、野菜をあまり食べない
  • 外に出る時間が少ない
  • タバコを吸う
  • お酒をよく飲む
  • 親や祖父母に骨折歴がある

23個以上当てはまる方は、将来的に骨粗しょう症のリスクが高い可能性があります。特に複数重なる場合は、早めに整形外科で骨密度検査を受けることをおすすめします。

 

 

骨粗しょう症を防ぐためにできること

 

骨粗しょう症の原因やリスク要因を理解したら、日常生活でできることを意識しましょう。

 

バランスの良い食事

 

カルシウム・ビタミンD・ビタミンKを意識して取り入れましょう。

 

適度な運動


 

ウォーキングや軽い筋トレ、かかと落とし運動は特に効果的です。

 

禁煙・節酒


 

骨を守るためにタバコはできるだけやめ、飲酒は控えめに。

 

定期的な骨密度検査


 

整形外科での検査により、リスクを早期に発見できます。

 

ウォーキングする2人

適度な運動から始めましょう

まとめ 骨粗しょう症は「予防できる病気」

 

骨粗しょう症は、加齢や閉経といった避けられない要因もありますが、生活習慣の改善でリスクを減らすことができます。

「自分は大丈夫」と思っている方でも、意外と当てはまる項目があったのではないでしょうか?
骨粗鬆症は早期に気づき、対策を始めることで骨折や寝たきりを防げる病気です。

 

心配な方は、まず整形外科で骨密度を測定し、ご自身の骨の状態を知ることから始めてみましょう。未来の健康のために、今日から少しずつできることを積み重ねていきましょう。

 

 

当院で行っている骨粗しょう症検査·治療については以下のページで詳しくご紹介しています!ぜひご覧ください☆

↓↓↓

 

骨粗しょう症検査と治療のご紹介

 

【参考文献】
·骨粗鬆症財団,骨粗鬆症の検査https://www.jpof.or.jp/osteoporosis/inspection_treatment/tabid255.html

 

TELでのお問い合わせもお待ちしております!

📞0942-27-0755