人身傷害保険

人身傷害保険・搭乗者傷害保険とは?

人身傷害保険・搭乗者傷害保険は任意保険であり、個人が任意保険に加入する際に選択します。自動車に搭乗中の人が対象となり、事故で死傷した場合に治療費や休業損害、慰謝料などを保険金としてもらうことができます。

人身傷害保険と搭乗者傷害保険の違いは?

人身傷害保険

人身傷害保険は運転者や同乗者が事故により死傷された場合に、治療費・休業損害・精神的損害(慰謝料)などの実際の損害にて、保険金が支払われます。支払限度額を上限とした損害額の支払いが行われます。過失割合に関わらず保険金を支払われるために、示談解決を待つことなくスピーディーに保険金を受け取れます。

搭乗者傷害保険

搭乗者傷害保険はご契約のお車に搭乗中の方が事故で死傷された場合にご契約時に約定した定額の死亡保険金、後遺障害保険金、医療保険金が支払われます。ケガの部位や程度によって、あらかじめ決められた金額の支払いになります。

人身傷害保険を利用すべきケース

・自損事故による怪我
自損事故では請求相手がいないため、人身傷害保険からケガによる保険金を請求する。
・自分自身にも過失が認められる交通事故
過失により減額した場合、人身傷害保険から請求することができる。
・示談交渉が長引く可能性がある場合
人身傷害保険により、示談金の一部を受け取ることができる。

Q&A

人身傷害保険を利用すると等級が下がりますか?
通常は自動車保険を使うと3等級ダウンしてしますが、人身傷害保険は保険請求しても等級は下がりません。

整形外科での交通事故の治療

まつもと整形外科では、交通事故の治療のプロである整形外科専門医が診察、診断、治療を行います。診察、レントゲン撮影、投薬(内服薬、外用薬)、注射、保険会社用診断書、警察用診断書、後遺障害診断書の作成ができます。交通通事故後はアドレナリンが出ているために自覚症状がないことが多く、多くは数時間から数日経過してから首や肩の痛み、頭痛、吐き気、倦怠感などが現れる場合があります。そのため、事故直後は症状が無かったり、症状が軽微であったとしても早めに整形外科を受診しましょう。
交通事故の治療費はどうなる?保険で支払ってもらえるの?
著者
執筆者 松本 淳志
まつもと整形外科 院長
<経歴>
福岡大学医学部卒
済生会福岡総合病院
九州大学病院
九州医療センター
福岡赤十字病院
<保有資格>
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本フットケア学会認定フットケア指導士
<所属学会>
日本整形外科学会
日本感染症学会
日本フットケア・足病学会
院長 松本 淳志