~睡眠時無呼吸症候群について~

こんにちは

久留米市では連日猛暑が続いております💦

みなさん、水分補給をこまめにし、熱中症には十分気を付けてくださいね

 

今回は、睡眠時無呼吸症候群についてお話します

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは、眠っている間に何回も呼吸が止まってしまう病気です。英語の頭文字をとって、SAS(サス)とも呼ばれます。寝ている時は自覚症状がないので、自分自身が睡眠時無呼吸症候群であることに気付いていないこともあります。

睡眠時無呼吸症候群のイラスト
睡眠中に呼吸が止まると、脳への酸素が不足します。その結果、昼間に強い眠気や倦怠感が生じます。夜はしっかり寝ているのに、昼間に眠気や倦怠感が出たり、集中力が続かない場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。また、心臓疾患や脳疾患の病気を起こしやすくなったり、居眠り運転の原因にもなります。

居眠り運転、寝不足運転【無料イラスト】
睡眠時無呼吸は、肥満の方(メタボ)、喫煙する方、アルコールを飲まれる方、生活習慣病のある方に多く見られます。睡眠時無呼吸は昼間に眠たいだけではなく、高血圧を引き起こし、結果として脳卒中(脳梗塞・脳出血)や心筋梗塞を起こすことがあり、命に関わることもあります。
検査方法としては、簡易検査として自宅で就寝時にご自身でセンサーを付けてもらい、その結果を解析します。当院でもこの検査を行っています。また、精密検査として一泊病院に入院して行う睡眠ポリグラフィ(PSG)検査を行うこともあります。検査入院が必要な場合は、近隣の総合病院をご紹介させていただきます。
治療法としては、CPAP(持続陽圧呼吸療法)と呼ばれるものでマスクを介して空気を送り、気道が塞がらないようにします。

睡眠時無呼吸症候群 | 松阪の内科・胃腸内科・禁煙外来。山中 ...

これを使うことで、夜間の呼吸状態が改善され、昼間の眠気が劇的に改善します。また、軽症の場合はマウスピースを作成して装着することで睡眠時に舌が落ちて気道が塞がるのを予防します。

ご心配な方は、一度検査をお勧めします。当院でも睡眠時無呼吸症候群に対する検査や治療を行っておりますので、お気軽にご相談下さい

 

担当
月・水 松本 千紗 (糖尿病専門医)
金   守谷 知香 (循環器専門医、総合内科専門医) 

電話予約 0942-27-0755
ネット予約 https://www.489map.com/helios/A5090162/reserve/syoshin

2022年08月03日